推しの子 第百四十一話 感想 芸能界の闇の部分に侵される少年少女たち。

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カミキヒカルが受けている性被害を明らかにしたアイ。

そのまますぐに加害者本人(姫川愛梨)に直撃します。

やっぱり、この子は普通の女の子ではないと思う。

あと、今のところカミキヒカルへの復讐をするための映画というより、カミキヒカルが受けた被害を明らかにする映画ですね。まあ、普通の人なら自分が受けた性被害を映画にされるだけでダメージになるんでしょうけどね。

それはともかく、アイに直撃された姫川愛梨は開き直ります。

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

大人と未成年が~ももちろんそうなんですが、そもそもお前結婚してるだろうがよ。

よく不倫を自由恋愛とか言えるな。ある意味、感心しました。

まあ、不倫は文化らしいですしね(古い)

そんな彼女を「あなたはただの性加害者です。」とド正論でアイは糾弾します。

ここのアイは見た目は子供、頭脳は大人の小学生、もしくはじっちゃんの名に懸ける高校生が殺人犯を追いつめるシーンくらいの迫力がありましたね。

追いつめられた愛梨は、この芸能界で自分も似たような目に遭ってきたのに、何故自分だけが搾取されなければいけないのかと激昂します。自分の時と違って、自分はヒカルを愛していたのに。

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

未成年に手を出す+不倫の時点でなあ・・・しかも、子供もいるし・・・

まだ、旦那と子供がいなければ同情もできたんですが。

ここからは、いつもの芸能界の裏をみんなで解説するターン。

正直、あんまり見たくなくて、ちょっと読み飛ばしちゃいましたね。最近、櫻坂にハマっている身としてはそういう芸能界の汚いところは見たくないのですよ、うん。(ガラスのハート)

でも、あかねちゃんがソフトな感じで若干被害を受けているところは興奮しましたけどね!(何だお前)

しかし、この作品はアクアたちよりも姫川さんの方がダメージ大きいんじゃないかな?

自分の親の生々しい性加害を目の前で作品にされるのは本当に居たたまれないですよ・・・

あかねちゃん「でも、姫川さん、夜の店好きですよね。」

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

分かるぜ!姫川さん!

嘘だと分かっていても女の子に優しくされたいよな!それが男だよな!

周りの女の子に冷たい目で見られても、俺は姫川さんに完全同意するぜ!

まあ、夜の店のはっちゃけた感じが正直苦手なので、私は全く行きませんが。(突然の裏切り)

さて、濡れ場もある今回の映画。

体当たりの演技をする同年代の女優を見ながら、赤面顔のかなちゃんが印象に残りました。

大丈夫だよ!かなちゃんはそこまでしなくていいんだからね! 

女優として上を目指すには必要なことかもしれないけど、しなくていいんだからね!(期待を込めたまなざし)

かなちゃんだけでなくルビーも顔を赤くしていましたが、彼女は他人事ではいられません。

何故なら・・・

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

嬉しそうに赤面するルビー。

苦々しい顔をするかなちゃん。

・・・え?

ここからラブコメするの?

ということで、今回はここまで。

現在話題(?)になっている芸能界の裏の顔を絡めて、カミキヒカルの過去を描いている今の推しの子。

リアルに推しアイドルがいる私にはきつい内容でしたね。

私の推しはそういう被害に遭わないで欲しい・・・。

まあ、「推しの子」はこういうダークな話題になると露悪的に誇張したり、「これが普通」と強引に一般化する印象があるので話半分で読んでいますが。

それでも、純粋な子供たちが、こういう被害に遭わないことを切に願いますね。

・・・え? でも、そういうテーマの同人誌に興奮するんだろう、ですって?

それはそれ、これはこれですよ。(男の哀しき性)

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