ぼくたちのリメイク 4話 感想 奈々子の問題を丁寧に浮き彫りにした前半に引き込まれた。

アニメ

ぼくたちのリメイク 4話!

奈々子の歌に懸ける想いと役者に対する中途半端な姿勢を指摘された今回。

今までの話に比べて導入の方でグッと話に引き込まれました。

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奈々子の問題点が丁寧に浮き彫りに

奈々子の役者への情熱の無さを丁寧に浮き彫りにした前半でした。

①映像作品の発表会で他の作品との演技の差を見せられる。

②教師に情熱の差を諭される。

③河瀬川に役者よりも歌の方に情熱を注いでいることを指摘される。

奈々子は歌が好きでしたが、音程がどうしても取れなかったため特徴である声を少しでも活かそうと、役者になりました。(今だったら声優?)

しかし、どうしても情熱の差は演技に表れており、河瀬川にも「逃げてるだけじゃないかと」言われます。

奈々子の問題を外(発表会の映像、観客の反応)から指摘された後、内(チーム内のメンバー)からも指摘されたことで分かりやすく浮き彫りになり、奈々子が別の道に逃げたことも個人的には理解できるため、感情移入しやすい前半でした。

あと、チームを抜ける覚悟で奈々子の問題を強く指摘した河瀬川のイケメンっぷりに惚れました(笑)。・・・他の男性陣、もっと頑張れ。

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なんか・・・こう・・・う~ん

じゃあ、奈々子の問題をどうやって解決するかと言えば、奈々子の歌に恭也が「未来」で経験した音の編集を加えて、奈々子の歌には魅力がたっぷりあるんだよと思わせることでした。

このことで、奈々子に希望を持たせようと。(ちょっと言い方悪い)

この解決策・・・個人的には微妙でした。

まず一つに、役者に情熱を持ってないよね問題は何も解決していないということ。結局、役者としての問題はどうするのか?また奈々子本人の問題としても、奈々子は歌に対して希望は持てたのかもしれませんが、じゃあ芸大やめて音大に進むのかと言えば違うでしょうし、そもそも音程取れない問題はどうするの・・・?

そして、もう一つが恭也。・・・もう、あんまり指摘したくないんですが、未来の経験を使っている時点でチートですよね。まあ、今回は奈々子のために動いたことだから、まあとは思いますが、実質やっていることは経験のある教師が生徒にアドバイスしているようなもんだと思います。なのに同年代との助け合いの青春してます感が、なんか・・・。もうちょっと、自分より年下の若者を導くくらいの態度でしてくれないと見てて違和感があるというか・・・。何よりこれでフラグ立つのは腹立つ!(これが言いたいだけ)

あと演出も恭也が編集した歌声を出すシーンで「これで全部解決!」みたいな爽やかな演出にしなくても・・・。この場面では奈々子に自分の魅力に気付いてほしいというシーンだと思うので、もっと必死にこの歌を聞いてほしいんだ!自分の魅力に気付いてほしいんだ!と恭也が訴えるようにしたほうがしっくり来た気がします。

関係ないですが選曲が「そばかす」だったのは時代を感じましたね~。・・・いや、どっちにしろ古くないか?

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まとめ

というわけで、導入部分は引き込まれましたが、解決策がしっくりこなかった4話。他に解決策があるみたいなので判断が早いのかな?

私の不満が結構多いぼくりめですが、根本的には精神年齢は10年くらい上なのに同年代との爽やかな青春をしている恭也に違和感があるのが原因だと思います。

10個下の女の子のサービスシーンにうろたえるような初心な反応見せずに、もっと大人としての余裕と対応を見せてほしいような・・・。具体的には、今回の河瀬川が見せたような毅然とした行動をしてほしい。

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