スプラッター映画が苦手な私
作り物だと分かっていても内臓が飛び出るシーンを見るだけで吐きそうになります。つか、実際に吐きます。
何ですかね・・・自分がバラバラにされることを想像するんでしょうか? とにかく「人の体がバラバラにされる」という描写に凄く抵抗があります。
なので、今回の話は読み進めるごとにSAN値がガンガン下がっていきました。
まあ、この作品、そんな場面ばっかりなんですけどね。(何故、私は読み続けられているのだろうか)
さて、今回の話のメインはバラバラになったチェンソーマンを組み立てること。
チェンソーマンを倒すのが目的なのにわざわざ組み立てなおすのは、ヨルが完璧な状態のチェンソーマンへの勝利を望んでいるからです。
武人みたいな考えだな・・・。本当に戦争の悪魔か?この子・・・。
周りの人間に「さっさとチェンソーマンを組み立てろ!」と問答無用で指示するところは確かに悪魔みたいでしたけどね。
こんな悪魔みたいな上司が会社にいなくもないけども(余談)
しかし、人間どもに出した指示にキガちゃんも大人しくしたがっているのがシュールでした。
キミ、悪魔だよね?
何故か「・・・肘」がツボでした。
そのチェンソーマン組み立て作業中に悪魔どもから恋愛感情を分かっていない、と茶化されるヨルちゃん。人間の組み立て作業中に恋愛観語られても・・・と思いましたが、悪魔に言ってもしょうがないか。
ここで「うるさい!私は全部分かっている!」とムキになるヨルちゃんにキュンキュンしました。たまにヨルのことが凄く愛おしくなる時がります。
「よしよ~し♪そうだね♪ヨルちゃんは凄い子だもんんね~♪」と頭を撫でたいなあ・・・。
そんな感じで愉快に進む人間組み立て作業。
さらっと現れるデンジのバラバラ死体(?)もきつかったですが、倫理観がイカれてる医者の方がさらに気持ち悪かったですね・・・。
悪魔に「殺すぞ」と脅されるよりも、人間をバラバラに詰めた箱の積み荷を崩される方にブちぎれてるのが理解不能。悪魔よりもよほど狂気を感じましたね。
ついでにチェンソーマンの内臓に興奮する人間もいました。気持ち悪い(率直な感想)
あれ? どいつが悪魔で、どいつが人間だったっけ?
まあ、この世界の住人全員が悪魔みたいなもんか。(雑なまとめかた)
そんな狂気の闇鍋みたいな手術室で、
なんとチェンソーマンの正体が明かされてしまいます!
これが主人公の顔か?
いや、それよりも。ヒーローの正体がヒロインに明かされる場面が生首で良いのか!?
今、「ヒーロー」という単語を打ち込んでて、「デンジってヒーローか?」という疑問も浮かんだけど!(疑問が疑問を呼ぶ疑問スパイラル!)
チェンソーマンの正体がデンジだと分かったアサちゃん。分かりやすいくらいに驚愕の表情を浮かべていました。
アサちゃんのこの顔が最高!超可愛い!
やはり、アサちゃんの魅力は感情を素直に出してくれるところですよね。
この表情も予想通りだったけど、だからこそ愛おしかったです。
ということで、今回はここまで。
ヒーローの正体がヒロインにバレる場面を、こんなにシュールにできるのがチェンソーマン。
「絶対に普通のヒーローものは描かないぜ!!!!」
という強い意志を感じます。
それにしても・・・生首を女の子に見せて、「これっ・・・キミのボーイフレンドじゃないか?」は文字だけで読んだら超シリアスなのに、生首がデンジだと笑えてしまうのは何故だろうか?
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