チェンソーマン 第151話 感想 やっと手放せた普通の暮らし。

チェンソーマン

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前回、公安を薙ぎ払ったのは・・・ウェポンズの女。

そういえば、こんな奴いたな。 と言うのが私の率直な感想です。

それくらい、一瞬で公安にやられて印象に残らなかった彼らですが、この騒動の中で公安の隙をついて逃げ出したとのこと。

何やってんの?公安。

最近、いいとこなしじゃないか・・・。

罰として、フミコちゃんを私に捧げな!(意味が分からない)

そのフミコちゃんはウェポンズの男に拘束されます。ちくしょう!フミコちゃんが!

・・・その拘束のされ方はちょっと興奮する!!!(オイ)

家を焼き、自分の護衛を叩きのめし、確実ににデンジを苦しめているウェポンズ。

そのウェポンズの一人であるソードマンはデンジに「誤解するな!」と言います。

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

ソードマン「俺たちが暴れまわることが全部・・・ノストラダムスの大予言を止めることにつながるんだ!」

デンジ・私「頭おかしいんじゃねえのか!?」

こいつと比べるとデンジが常識人に見えてくる・・・。

いたって正常です、という雰囲気で、頭おかしい理論を次々と展開する・・・狂信者ってこんな感じなのかな?

一方、前回、犬猫を焼き殺すという人を殺すよりもやってはいけないことをやってしまったバルエムさん。意外に公安の銃撃が効いたようで、うずくまってました。

ざまあみやがれ。

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

そんなバルエムにこちらも怒り心頭のナユタちゃん。

死ねって、舌かみ切って死ねって・・・ナユタちゃん、それは言葉使いが乱暴だよ・・・。

でも、全く同感だ。死ね。

しかし、ナユタちゃんの支配はウエポンズには効かないようで・・・

バルエムは「俺の心は今もマキマさんのもんだからか・・・?」とつぶやきました。

この一言にマキマさんへのとてつもない愛憎がこもっているような気がしますね。

しかし、マキマさんが目指した「管理された平和」には素直に希望を感じていたようです。

その平和をぶち壊したデンジが、公安から提供されていた平和を享受していた。

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

知らんがな。

結局、お前のデンジへの嫌がらせは私怨だったんじゃねえか・・・とばっちりを受けたワンチャン、ニャンコが可哀想すぎる・・・。

まあ、こいつもマキマさんに人生を狂わせられた被害者ってことですかね・・・。

ナユタちゃんは何とかバルエムからの拘束を逃れたものの、フミコちゃんは依然拘束されたまま。

この窮地を脱するためにはデンジがチェンソーマンになるしかありません。

それは自分が望んでいた「普通の暮らし」を捨てることと同じ。デンジの心の中には葛藤があるはずでした。

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

しかし、燃えている家の前でポチタは笑顔でデンジに手を振ります。

「普通の暮らし」の象徴であった家。ワンちゃん、猫ちゃん。

それらが無くなったことで、デンジを縛るものは、もう何もないよと告げるように。

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

デンジは笑顔でチェンソーマンになりました。

それはナユタちゃんが困惑するほど異様な光景。

デンジは、この状況を本当は誰よりも喜んでいるのかもしれないですね・・・。

ということで、今回はここまで!

デンジがチェンソーマンになりたかったのは知っていましたが・・・

それは犬猫を燃やされたとしても、叶えたい願いだったんでしょうか?

ここでチェンソーマンになれることに喜びを感じるデンジは、もう普通の暮らしに戻ることはできないのではないかと考えると、ちょっと寂しい気もしますね・・・

ただ、最後の燃えるアパートが十字架のようになっている構図は素直に格好良かったんです。

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