チェンソーマン 第152話 感想 求めるのは程よい痛みによる気持ち良さ。 

チェンソーマン

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遂に始まるチェンソーマンVSウエポンズ!

その戦いは、チェンソーマンが格の違いを見せつけるものとなりました。

チェンソーマン一人に対してウエポンズは3人。悪魔の力を使い、簡単には死なないという条件はお互い同じ。多勢に無勢でウエポンズが有利なはずでしたが、チェンソーマンが圧倒します。その光景が示すものは、強さではなく恐怖でした。

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

剣で貫かれながら拘束されたら、自分ごと相手も半分にする。上半身だけになったら、同じく上半身だけになったウエポンズを食べに行く。自分がどれだけダメージを喰らおうがお構いなしです。痛みさえも、快楽の一つとして本当に楽しそうにウエポンズを蹂躙していきます。

序盤ではウエポンズが「チェンソーマ~ン。もっと私たちを怖がらせてくださいよ~!」って言ってましたね。これがチェンソーマンの恐怖みたいですよ。望みがかなって嬉しいですね(棒読み)

我慢して、我慢してからの欲望の解放。デンジはハイになっていました。猫たちが燃えたのに、チェンソーマンになれて嬉しい。自分がどれだけ傷つけられても、その痛みすら気持ちいい。

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

チェンソーマンもどきよりも、本物のチェンソーマンの方がよほどイカレてませんかね?

今まで我慢しすぎた反動ですね。やはり、人間、我慢は良くないという教訓を教えてくれます。

本人もそんな自分は壊れてるという認識はあるのか、わざわざナユタちゃんに「俺といっしょにいねえほうが良い」と言ってました。大切なものをかなぐり捨ててどうでもよくなった、最強のチェンソーマンが誕生!・・・しちゃったようにも感じますね。

今回は今まで散々天秤にかけられてきた「普通の暮らし」と「チェンソーマンとしての非日常」、どちらが大切?という問いに対する答えが出たような感じになりました。しかし、本当にデンジの望みは後者だったのかは未だにちょっと疑問です。今までのナユタちゃんや猫たちを大切に思っていた気持ちは本物のように見えました。それらを全否定した今回のデンジの気持ちが、本当に本心だったのか・・・そうは思えないんですが・・・

ということで今回はここまで。

デンジが「ちょうどいいマッサージは気持ちいい」と言ってましたね。これは一般論だと思います。ただ、デンジにとっての「気持ちいい」のラインが他の人よりも高すぎる。そこがデンジが普通の暮らしよりもチェンソーマンを求めてしまった根幹なのかなとも思いました。

あと、読んでいた私も、チェンソーマンになって滅茶苦茶していた今回の話はすごく面白くて、何故か罪悪感を抱きました。デンジとともに読者も、普通の暮らしではなく、滅茶苦茶にしてくれる展開を望んでるかもしれない。

それは、中々に業が深いことなんじゃないかな・・・と感じましたね。

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