ダンダダン 第141話 感想 この試行錯誤がゲームの醍醐味だぜ!

ダンダダン

実際に体験したいとは思わないですが、傍から見てる分にはこういうリアル体験ゲームはおもしろそうですよね。

さて、ジオラマの中のゲームの世界は色んな意味で賑やかですが、ジオラマの外も慌ただしい様子。

全員で中に入って頭間を助けようとする頭間の仲間、専門家の意見を聞いてから動こうとするオカルンで意見が対立していましたね。

副リーダーっぽい男の「あの女が大事なんじゃねえのか。しり込みするのか」という言葉が鋭すぎて、オカルンだけではなく読んでる私にも突き刺さりました。

好き勝手言いやがって、この野郎!!!

自分の命の方が大事に決まってるじゃねえか!(お前はな) 

とはいえ、頭間の仲間の言いたいことも分かります。今まで、誰かが入ったら誰かは出てくる、言い換えれば、誰か一人しかこのゲームに参加できない・・・と思っていたら、頭間とモモちゃんは協力してゲームに挑んでいます。つまり、複数人でもこのゲームに挑めるということ。

であれば、大人数で挑んだ方が勝率が上がるのは確かです。まあ、絶対誰か犠牲になるけど。

一方で、得体のしれないものなんだから、冷静に動いた方が良いというオカルンの意見も分かります。

状況を把握してるオカルンたちまでジオラマの中に入って、万が一失敗したら、次の手が完全に亡くなりますもんね。

出典:「ダンダダン」 龍幸伸 集英社

オカルンも今すぐにでも助けに行きたいのに、必死に我慢して冷静でいようとしている。ここは読んでて歯がゆかったですね。

どちらの意見も分かりますが、頭間だったらオカルンの意見を尊重したんじゃないかな、とちょっと思いました。なんとなくですが。

一方、休む間もなく次のボス戦に挑んでいるモモちゃんと頭間の二人。

出典:「ダンダダン」 龍幸伸 集英社

こええ。

ダンダダンの怪物は何でこんなに怖えんだ。

次の敵は石の化け物。

硬すぎて、暗黒騎士の剣も通じません。

暗黒騎士のカード、やっぱり役に立たねえじゃん!(ひどい)

役立たずの暗黒騎士の能力で対抗することは諦め、いろんなお菓子を使って・・・なんなら現世(?)から持ってきたカラムーチョ、もといカラッチョも使って怪物に対応しようとする二人。

辛いもの食べたら、火がでるのか・・おもしろ~い!

こういう試行錯誤感が堪らないっすね~。私、男の子なもんでワクワクしちゃいます!(子?)

RPGでもこうやって試行錯誤しているときが一番楽しいですもんね!

何故か仕事の試行錯誤はひとっっつも楽しくないけどね!わーい!

・・・それはともかく、一話でテンポよく次のボスを倒した二人。

出典:「ダンダダン」 龍幸伸 集英社

良いですね。この躍動感!

この画を見るだけでワクワクしちゃいます。

もう何度も言ってますが、モモちゃんと頭間のコンビは心地良いですわあ・・・。読んでいて違和感もストレスもなく、サラっと晴れやかな気持ちになれます。割と危ない展開なのに。

この二人の関係が良すぎて・・・外からここにオカルンが入ってくる必要性をあまり感じないんですよねー(えー)

ということで、今回はここまで。

これぞRPGの冒険感! 今すぐドラクエかテイルズをやりたくなってきたぜ!

という気持ちになった今回の話。

さて順調そうなモモちゃんと頭間ですが、消費者金融の注意書き並みに小さく書かれていた「お菓子を食べ続けたら、この世界の住人になる」という超重要事項は依然把握していないようですし、そもそもこの世界がどういうものなのか分かっていない状況。

先ほどはオカルンが入ってくる必要性はあまり感じないと書きましたが、どこかで外部からの助けは必要になるのかもしれないですね。

その際に、オカルンも含んだこの三人のパーティだとどういう雰囲気になってしまうのか・・・

・・・頭間とオカルンは気が合う気がするなあ・・・そっちでカップルができちまうか!?(えー)

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