偏愛ハートビート 18話 感想 狂うほどの愛を持つ二人の間には誰も入れない・・・あれ?

偏愛ハートビート

桜子ちゃんから浮気しないかという超魅力的・・・ゴホン、超危ないお誘いを受けたハル君。

出典:「偏愛ハートビート」 飯野俊祐 集英社

ハル君が破滅的な道を進んでいると、桜子ちゃんは言います。

多分、それは合ってます。

ハル君はスリルの代わりに希咲ちゃんに執着するようになり、他のことは本当にどうでもよくなっていますからね。昨日の記憶すらなくなるくらいに・・・。

これはもうネタ抜きに愛という名の病気ですね

そんなハル君を救ってあげたいという桜子ちゃんの気持ちは本物なんでしょう。

いつものキラキラに力強い覚悟が加わっているように感じました。

桜子ちゃんのこの誘いに、しかしハル君の答えは決まっていました。

出典:「偏愛ハートビート」 飯野俊祐 集英社

お前・・・死ぬのか?(儚すぎる)

「希咲を傷つけたくない」

そこにはハル君の希咲ちゃんへの確かな愛情とちらりと見える狂気がありました。

どちらにせよ強い感情を希咲ちゃんに向けるハル君に桜子ちゃんはついに諦めてしまいます。

こんなに良い子がこんなに早く失恋するなんて・・・

私で良かったら付き合うのに!(あちらから願い下げ)

しかし、ここで失恋した桜子ちゃんを慰める渡会君の言葉が予想以上に私の胸に突き刺さりました。

「心ってのは自分だけのもんだ」

「言葉を尽くしたって伝わるわけもない」

「不定形の感情を言葉なんて型にはめて切り出すのは勿体ないだろ」

やばい。

この一年で私の心に一番響いた言葉を言ったのが渡会君になってしまう。

なんとなく、何かそれは嫌だ。(渡会君に失礼)

こんな達観した言葉、普通の高校生が言っても不釣り合いなだけですが、渡会君には妙にフィットしてしまうのが不思議ですねえ・・・。

出典:「偏愛ハートビート」 飯野俊祐 集英社

まあ、渡会君が深い人間なのか、適当な人間なのかはよく分かんないですが。

それはともかく、ここで一つの恋が確かに終わりました。

まさか、桜子ちゃんがこんなに早くリタイアするとは・・・あの二人の間には誰も入れないということですね。

狂ってるとしても2人には深い愛情がある。

もう誰も2人の恋路を邪魔することはできないのです!

出典:「偏愛ハートビート」 飯野俊祐 集英社

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出典:「偏愛ハートビート」 飯野俊祐 集英社

作品随一の常識人、倫子ちゃん。

狂気の愛の間に挟まる。

次回、倫子ちゃんは発狂せずに任務(浮気)をこなせるのか!?

ということで、今回はここまで。

いや~・・・・倫子ちゃんが何をしたって言うんですかね。

希咲ちゃんに執着された中学時代よりも、不遇な目に合ってる気がするんですが。

狂気の愛を持ってる奴がもう一人増えちゃいましたからね・・・でも可哀想な目に合ってる倫子ちゃんは何故だか興奮します。(オイ)

そして、偏愛ハートビートは次回から隔週連載になるということ。

ちょっと残念ですが、飯野先生には体調に気を付けて、これからも可愛くて狂ってる恋愛を見せてほしいですね!


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