偏愛ハートビート 9話 感想 愛ゆえに希咲ちゃんは河辻君を見つめ続ける・・・(比喩無し)

偏愛ハートビート
[9話]偏愛ハートビート - 飯野俊祐 | 少年ジャンプ+
幼い頃にマンションのベランダから転落し奇跡的に助かった少年・河辻悠。その時に強烈な鼓動と共に「生の実感」を覚えてしまい、運動やホラーなど心拍への刺激を求めるようになるが、どれも程遠いものばかり。そんな悠だったが、高校で自分の運命を変える少女と出会い――…!?

希咲ちゃんが本当に魅力的な彼女に見えてきた。

スリルを求める河辻君のために拘束の練習用で人形を用意してまで、色々と練習してた希咲ちゃん。

出典:「偏愛ハートビート」 飯野俊祐 集英社

この場面で地味に興奮したのは秘密です。

希咲ちゃんはホラー映画を参考にして色々と練習した結果、

「私である必要がない」

ということに気づきました。

この言葉は「河辻君が私に求めているスリルではない」という河辻君の欲求を踏まえた意味なのか、「私である必要がないならやりたくない」という希咲ちゃんの承認欲求を踏まえた意味なのか・・・多分両方なのかな。

結果的には特にインパクトのあることは何もできてなかった希咲ちゃんでしたが(・・・拘束はインパクト無いのだろうか?)、彼氏のためにできることはしてあげたいという姿勢は本当に愛おしいなと思いました。

可愛い、本当に可愛い。一瞬刺されても良いから付き合いたいかもと思ってしまいました。

そんな彼氏想いな彼女が、彼氏のためとかではなく純粋にやってみたかったことは・・・。

出典:「偏愛ハートビート」 飯野俊祐 集英社

この行為すら「可愛い」と思えるようになった私は希咲ちゃんに「飲まれてる」のかもしれない・・・。

なんかもう、凄く愛が伝わってきて良いですね。私は希咲ちゃんの愛になら殺されても良いかもしれない。

その愛は河辻君にも十分に伝わったようで・・・

出典:「偏愛ハートビート」 飯野俊祐 集英社

倫子ちゃんに惚気の電話をしていました。

・・・いや、惚気か?これ?

彼女に向かって「持ち味」とか言うか? 普通。

やっぱり希咲ちゃんよりも河辻君の方が性癖おかしい気がするんだよなあ、うん。

出典:「偏愛ハートビート」 飯野俊祐 集英社

そして、今週の話を読んで最終的に私が感じたのは「やっぱり倫子ちゃんは優しくて可愛い」でした。

この異常な恋人たちにちゃんと付き合う倫子ちゃんは聖母かな?

ということで、今回はここまで!

まあ、このカップルが上手く行ってるようで何よりです。

何度も言ってますが、最近希咲ちゃんが愛おしくて仕方ない・・・

私はヤンデレはそこまで好きではないはずなのですが、希咲ちゃんのことを受け入れられるのはやはり彼氏への愛情があるからだと思います。河辻君のために何ができるかを一生懸命考える姿。重いですが誠実な愛だと思いますね。

一方、河辻君の方は希咲ちゃんを大切にしてますが、やはりまだそこに愛を感じませんね。

希咲ちゃんから何をしてくれるんだろう・・・というのを待つばかりで自分から希咲ちゃんに何かをしてあげたいという姿勢がまだ見えないなあ。本人も希咲ちゃんに「恋愛の情は無い」と言ってるので当然ではあるんですが。

河辻君が希咲ちゃんに「何かしたい」と思った時に何をしたくなるのか。

今後、そこが気になりますね。

そして、わずかな登場ながら私の心をつかんでいく倫子ちゃんはやはり私の嫁!


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