呪術廻戦 157話 部品 感想

呪術廻戦

秤を納得させるだけの熱を見せられるか・・・

伏黒や虎杖はあくまで協力をお願いする立場。伏黒はきららに対して土下座する形で、虎杖は決して秤からの攻撃を避けない形で誠意を見せます。

それに対して秤たちは・・・

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秤が求めてる熱

秤はとりあえず虎杖たちが自分に助けを求めていることは理解します。

それでも秤は虎杖を気に入りません。

術師が術師に助けを求める=一緒に命を懸けてください、となります。虎杖は命を懸けさせるだけの熱を秤に見せなくてはなりません。

ここで言う熱とは欲望、情熱のことかな?

「俺はこうしたいんだ!」ということを必死に訴えれば、秤は納得したかもしれません。

割と情にもろそうですし

それこそ以前の虎杖ならば学長に告げた「自分の生きざまに後悔はしたくない」につなげるようなセリフを言ったかもしれません。

しかし、今の虎杖は自分に熱なんてものは無いといいます。

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部品

「呪術廻戦」芥見下々 集英社

呪術師が呪いを払うための、払い続けるための部品。

渋谷で大勢を殺し、七海が後を託して死に、そして真人との戦いで辿り着いた境地。

自分はただ呪いを払うための存在。世の中を動かすための部品。

そこに自分の感情はいらず、ゆえに熱はない。

15歳が至る境地としては辛すぎる・・・

お兄ちゃん!早く来てくれー!

当然、秤はその答えに納得するはずもなく、渾身の力で虎杖をぶん殴ります。

「呪術廻戦」芥見下々 集英社

しかしそれでも立ってくる虎杖。

「呪術廻戦」芥見下々 集英社

部品に求められた役割を並々ならぬ執念で成し遂げようとする虎杖。

そこに「熱」を感じた秤はしっかりと話を聞くことにしました。

熱を持たぬはずの部品の役割に猛烈な熱を持っている虎杖は矛盾していると思いますが・・・この矛盾はどういう結果になるのでしょうか?

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秤やきららの高専関係者との関係性 他

所々で、高専関係者との関係性が見えた秤。

例えば、虎杖に熱を全く感じないシーンでは

「呪術廻戦」芥見下々 集英社

夜蛾学長が虎杖のような学生に呪術高専入りを承認したことにいら立ちを抱いています。

これは夜蛾学長ならこんな奴を入れないだろう!という信頼があったことを示しています。

あとは、このシーン。

「呪術廻戦」芥見下々 集英社

五条に対して「さん」付けをしています。このように(おそらく自分が認める人限定ですが)目上の人に対して、一応敬っているのは少し意外でした。

東藤よりは常識人かも・・・

あとは、高専でなんやかんや人助けをしていたときららが語っていたシーンや。

「呪術廻戦」芥見下々 集英社

伏黒が土下座をすると素直にきららが話を聞こうとしたシーン。

「呪術廻戦」芥見下々 集英社

これらも含めて悪い人たちでは無さそう。

秤やきららのことが好きになってきました。

というか・・・

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きららちゃん、可愛いー!!!!

・・・でも男か・・・

ちなみに今週のお気に入りの一枚

「呪術廻戦」芥見下々 集英社

本当ですねー


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