怪獣8号 第85話 感想 親の愛情を求める15号の方が怪獣としては異例?

怪獣8号

怪獣って大きなくくりでは動物になるんでしたっけ?

動物なら、親の愛情を求めるのも普通なんでしょうか・・・?

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怪獣に親子の情とかあるんだ・・・

15号が9号をパパと呼び、パパからの愛情を求めるところ。

9号に「私のことを好き?」と尋ねる15号に対して、9号は次々と15号を好きになるハードルを設定します。

「キコルの戦闘力ウを再現した人形に勝てれば・・・」

「精神攻撃をマスターすれば・・・」

「キコルを実際に倒せれば・・・」

出典:「怪獣8号」 松本直哉 集英社

かぐや姫か、おのれは。

おそらく9号は好きと言う感情が分からないんでしょう。

キコルちゃんを殺すという役割を持たせた15号。その目的を淡々と果たせばいいのに・・・。

自分に好きかどうか聞いてくる15号の気持ちがよく分からないんだと思います。

私はどちらかというと9号の方が怪獣らしいなと感じました。

15号の方があまりに人間のような感情を持っているなあと・・・怪獣は進化していくと姿も心も人間に似てくるのかもしれないですね。・・・人間と共存を望む怪獣とかも出てくるんだろうか・・・?

あと注目したいのは「15号はキコルを殺すために作った」と9号が明確に発言していること。

つまり、15号は陽動でも無ければ、捨てコマでもない。あくまでキコルちゃんを殺せる前提だということですね。その前提、

完全に崩れちゃってますけど・・・

割と9号焦ってるぅ?

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さあ、師匠の番!

さて、識別怪獣と戦ってる中では一番経験の浅いキコルちゃんが、真っ先に識別怪獣を倒しました。

・・・やはりキコルちゃんは天才か・・・

その事実に沸き立つ本部のオペレーターたち!

出典:「怪獣8号」 松本直哉 集英社

このシーンだけ見るとサッカーでゴールが決まった瞬間の観客席みたいですね・・・

もう、本部が本当にただの観客みたいだなあ(笑)

結局、キコルちゃん一人で倒しちゃったし・・・

本部はそのキコルちゃんを褒めたたえます。

「9号は明らかに対策してきた。見事にその想定を超えて見せたな。」

うん、その対策への対応策を考えるのがあなたたちの仕事では?

現場にまかせっきりすぎな気がしますね・・・日本企業っぽいわあ(浅い社会人経験者からの感想)

そんな観客席に別の試合の経過が届きます。

キコルちゃんの師匠様が11号に苦戦してるとのこと。

出典:「怪獣8号」 松本直哉 集英社

血をだらだら流しながら、師匠に対してこの挑発!

男前だなあ・・・

キコルちゃんにこんな挑発されたら、師匠として、男として頑張らないわけにはいかないですよねえ!

出典:「怪獣8号」 松本直哉 集英社

バカ師匠・・・

髪あげたら格好良くなるの、ムカつくなあ!(何、その感想)

ということで、今回はここまで!

このままの展開で行くと防衛隊側が識別怪獣を全部倒す流れになりますが・・・それ、怪獣側にとって大損害ですよね。

防衛隊側の実力者を分散、怪獣側にとって相性の良い識別怪獣をぶつけるという作戦は間違ってないと思いますが・・・結果だけ見ると重要な戦力を失うだけになりそうな感じです。

これは・・・トップとしての責任を求められますよ!怪獣9号!

まあ、怪獣側に責任を追及するような勢力がいるのか分からないですけど・・・労働組合とかなさそうだしなあ・・・結構ブラックそう、というかほぼ死ぬ前提で戦場に送られるんですから完全にブラックか。

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