黎の軌跡 感想② 個性的なサブキャラが次々と登場! 創の軌跡に収録された「創まりの先へ」の話も結構絡んでくるな・・・

感想

黎の軌跡 感想②!

今回は多数の濃いサブキャラクター達が登場。

どのサブキャラにも好感が持てるのが良いです!

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警察とCID

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ジャコモが殺されたところからスタート。

ヴァンの冷静な遺体の分析などもあって、刑事ドラマっぽい感じが新鮮です。

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そこに都合よく表れる警官たち。

個人的にびっくりしたのは黒人のダスワニ警部。

今まで、中東系のキャラは出てきたものの明らかに黒人のキャラはいなかったので、この世界にはいないものだと思っていました。

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一般人は絶対に入らないような地下道の奥の部屋で、死体と一緒にいるヴァンとアニエス。

誰がどう見ても怪しいため、そのまま警察署へ連行されました

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警察署で取り調べを受けるヴァン。スプリガンという怪しい職業もあいまって、厳しく尋問されますが当のヴァンはどこ吹く風。

むしろアニエスのことが気になってるネイト捜査官を軽口でからかいます。

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援交・・・またド直球表現だな(笑)

感想①でも書きましたが、今までの軌跡シリーズでこんなに直接的な表現をすることありましたっけ・・・?あんまり無かったような気がするけど。

あとヴァンの意地が悪いとはいえ、ネイトも刑事なのに隙がありすぎるので心配になりました(笑)

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そこに現れたCIDのイケメンメガネ。

どうやら警察はCIDに指示されて動いていたよう。

明らかに上の立場のCIDのキンケイドから口調こそ柔らかですが有無を言わせず、ヴァンを引き渡すように命令されます。

媚びを売るネイトに対し、明らかに不服そうなダスワニ警部。

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人が一人死んでることを忘れるなとキンケイドとヴァンに忠告します。

ダスワニ警部は今までいなかった刑事らしい刑事という感じがします。クロスベルの刑事は、融通が利かないジャスティスマン(ダドリー)を筆頭に共和国で言うCIDに近いような諜報の仕事もしていたので、地域の治安を守るために働いているダスワニ警部は逆に新鮮ですね。

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ちなみにCIDのルネ・キンケイドはヴァンの幼馴染。

マキアスとユーシスのように、ツンデレ同士のような関係性かと思いきや、憎まれ口は叩くものの真っ当に仲のいい二人。

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また、今までの融通の利かないメガネたちを見ているからか、ルネはヴァンがスプリガンのようなグレーな仕事をしていることに反発があるかと予想していましたが、かなり寛容です。

むしろ、ヴァンの立場で得られる情報も遠慮なく利用しようとします。

流石鬼畜メガネ!

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3年ぶりにもかかわらず、何の戸惑いもなく会話ができるルネ相手とは違い、もう一人の幼馴染の話になると辛そうに顔を背けるヴァン。

結構さっぱりしてそうなヴァンのこういう表情を見れるとは意外でした。

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また、それに対して年上として見守るように接するルネも意外。

幼い頃は二人のお兄ちゃんとして振舞っていたのかな?

とりあえず、今回の事件に対してはお互いに協力することにします。

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新聞記者と遊撃士

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事件の捜査を再開しようとしたところで若い女性に話しかけられました。

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彼女は駆け出しの記者であり、見るからに暴走気味の取材をしてきます。

今までの主人公なら困ったようにある程度対応するか拒絶するかですが、ヴァンは偽の情報を渡して警察に押し付けます。

しかし、この主人公、流れるように嘘を吐くな・・・

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新米記者のマリエルが警察署に飛び込んだ後で、背後から落ち着いた雰囲気の男性記者が登場。

このディンゴ記者と顔なじみのヴァンは流れるように情報提供を求めます。(この辺の手際の良さは凄いなと思いました。)

ちなみに上の画像のドラ息子の件とは、創の軌跡のレンちゃん生徒会長選挙編の話ですね。

帝国ではシリーズ毎度おなじみの知り合いの記者枠の人がいなくて寂しかったので、(一人いたような気がするけど・・・存在感無かったしなあ)、共和国では復活して嬉しいです。

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更に情報を得るためにカフェで働く情報屋のベルモッティを訪ねたヴァン。

クロスベルの遊撃士協会受付を思い出すオカマ口調の男性でしたが、ベルモッティの方がすらりとした中性的なヴィジュアルなのでまだ違和感少ないかな・・・。

・・・うん、こっちの方がきついな・・・

ちなみにベルモッティ、「創まりの先へ」でエレインがヤケ酒したところで出てきた男性のような・・・

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ベルモッティからはジャコモが第5世代オーブメントのラムダを所持し、ステルス機能を使っていた情報を入手。

このことから

①ステルス機能を使って何かしらのモノを盗んだジャコモ

②それにより目を付けられ、自分のアジトで殺害される

③オーブメントにはGPSのような機能があり、犯人はそこから他のアジトを見つけジャコモが盗んだものを探すためにジャコモのオーブメント奪った。

④おそらくヴァンとアニエスが現場に就いた際に、犯人はステルス機能を使って自分たちの横を通り過ぎた

と推測しました。

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ジャコモを殺害した犯人が、何食わぬ顔で自分の横を通り過ぎたと聞き、顔を青くするアニエス。こういう顔の表現も黎の軌跡から見れるようになりましたね。

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ベルモッティからの情報を受け取る前に何となく状況は把握していたヴァン。

事前にディンゴ記者にジャコモの他のアジトの場所の調査を頼んでいました。

リィンの勘の良さとロイドの推理力のハイブリッドみたいな主人公だな・・・。つまりとんでもなく優秀。

あと、この場面でもらった情報を元に貸し借りの計算を公平にやっていたことが印象的でした。仕事に対しては割と誠実な人間なんですよね・・・。

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事件の関係者が狙っているものは、アニエスの探し物と同じはずだと確信しているヴァン。

ジャコモのアジトの情報を入手し、CIDや遊撃士も含めた他の連中よりも早くアニエスの探し物を見つけようと動き出しますが、そこに凛とした綺麗な女性が話しかけてきます。

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負けヒロ・・・エレインさんが登場!

遊撃士の若きエースであり、ヴァンの幼馴染でもあるエレインがヴァンに話しかけてきました。

表面上冷静に話しかけてくるエレインですが、ヴァンが会いに来ないとヤケ酒していたこともあるので(笑)

実際には色々心のうちが荒れているだろうなと思う場面です。

一方、こちらも素っ気なく対応しますが、やりづらさは隠せないヴァン。

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事件で忙しいこともあり、とりあえず話はまた今度にしましょうとエレインは言います。

・・・端末の番号を聞いておいた方が良いのでは?どうせ逃げますよ、この男。

それはともかく、今回の事件にはAが絡んでいると話すエレイン。ヴァンに「線引き」はしっかりするようにと話して立ち去ります。

線引きとは何のことなんですかね・・・。

というわけで、今回はここまで。

キャラクターの濃い登場人物が沢山出てきた今回。

今までのシリーズだと周りの人物と信頼関係を育てていくところから始まりましたが、今回は既に様々な人物とのコネがあるところからスタートしています。

そのため、展開が早く、事件の発生から解決までドラマのようにスムーズに進んで行くのが面白いです。

ちなみに今回登場したキャラで私のお気に入りのキャラは新人記者のマリエルちゃん。分かりやすく暴走して失敗しそうな新人記者って珍しいような気がします。

今までは割と優秀な記者が多かったですからね。ドロシーみたいなドジっ子もいましたが・・・彼女はカメラマンとして超優秀だったからマリエルとはちょっと違うかな・・・。

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