黎の軌跡　感想⑥　異色なサブクエスト　共和国はクロスベルより治安が悪くないか？

黎の軌跡　感想⑥

今回からサブクエストも出てきました。

今までの人を助ける、正義を全うするといった軌跡シリーズのラインからは少し外れたサブクエストばかりで新鮮ですね。（人は助けてますが・・・）

当りや騒動

アニエス初めてのスプリガンの仕事！

初っ端からややこしそうな依頼が来ました。

遊撃士、警察、7組。最初の依頼は材料集めなどの素直な依頼でしたが、スプリガンは最初から裏がありそうな依頼で新鮮でした。

ヴァンの反応を見ると、これでも軽い方の依頼みたいですね・・・。

依頼者に話を聞くと、友人がバイト先のお金を盗んでいたところを目撃したとのこと。

友人はそんなことをする人間ではなく、何か事情があるんじゃないかと思い裏解決屋に調査依頼を出したようです。その友人は今日、オーバルストアへ行くと言うことでそこで何か買うのではないかと予測します。

とりあえずオーバルストアで張り込み。

しかし、共和国の店の雰囲気はクロスベルに似てるなあ。

そこに店の金を盗んだ容疑者ダニエルが登場。

5万ミラの超高価なカメラを買います。

今さらですがミラの価値＝円の価値では無さそうな気がします。（物価が違う気がする）

ミラの価値＝円の価値×2倍　な気がする・・・。何となくだけど。

ダニエルを追っていくとカメラを40代くらいの男性に渡している現場を目撃します。

とりあえず話を聞くと・・・

どうやらダニエルが自転車で男性にぶつかった際に男性のカメラを壊してしまったようです。

代わりのカメラを買ってくれれば、男性は警察に訴えないと約束。

家族に知られるのも怖く、高価なカメラを用意するためにバイト先のお金を盗んだと。

何か本末転倒だな・・・

気持ちは分かるけど。

話を聞いたヴァンはひとまず納得しますが、「壊したカメラを実際に見せてもらった方が良い」と言います。

モックアップ―――最低限の機能だけが付いた外側だけを似せたレプリカ。当然、本物よりは相当安いそれを、他人とわざとぶつかり壊すことで高価な本物を買わせる詐欺が流行っているとのこと。

あ、当たり屋だー！！！

その話に反発する男性。

どうしても壊れたカメラを見せない男性にヴァンは譲歩と脅しを同時に提示します。

「手を引くってんなら見逃してやってもいい。ただし、2度目は無いと思えよ。」

それを聞いて、いきなり態度を変えた男。

乱暴な言葉遣いで「お前ら覚えておけよ」と言って去りました。

もうちょっとスマートに捨て台詞吐けないのか、こいつ・・・

一応事件は解決しましたが、ダニエルには店の金を盗んだ問題がありました。

ここで「素直に謝った方が良い」というか「黙って戻しちゃえ」というかの2択が出てきます。ここでの選択が後の共闘、敵対勢力を決めるのですが・・・。

とりあえず1週目はLAW（法律）寄りに行きますか。

これで一つ目の依頼（サブクエスト）は達成しました。

・・・一つ目から濃かったな！

クロスベルよりも治安悪くないか、共和国。

謎のアタッシュケース

2件目の依頼は怪しいアタッシュケースの運搬。

これもグレーな依頼だな！

アニエスは怪しい依頼に本当に大丈夫なのかと不安に思っていましたが、受取人のIはヴァンの知り合いらしく、信頼できる人のようなので大丈夫だとのこと。

ヴァン本人も顔を見たことがないらしいですが・・・。

早速荷物を受け取って駅から出たところ

ポンコツ刑事　ネイト捜査官に捕まります。

完全にヴァンへの私情丸出しでアタッシュケースの中身を疑うネイト捜査官。警察がそんなことで良いのかと思いましたが、

「お前みたいに怪しい職業の奴が駅からアタッシュケースを持って出てきたら疑うにきまってんだろ！」

と言われて、確かに!と感心しました（笑）

あと、私情丸出しなのも新米熱血記者をヴァンがネイト捜査官に押し付けたせいもあるので、ちょっと共感しちゃいましたね・・・

それはそれとして、アニエスを過剰に構うネイト捜査官。

これが善良な市民を守るためという正義感から来てるんならまだしも、下心が見え隠れしているのがまあ・・・（笑）。

名前が出てこないですけど、ストレートにチャラかったクロスベルの捜査官（2課の？）のほうが、まだ健全な感じがするのは何故だろう？

それに対し、ネイトの予想外にヴァン側に立って反論してくるアニエス

アニエスに気があることを察したヴァンは荷物の中身がグラビア雑誌だということにして、アニエスの前でそんなに見たいなら開けるよと言いました。

それに対し、アニエスちゃんに嫌われるからもう良い！と見逃したネイト。

それで良いのか捜査官・・・

今回も目の付け所は間違っていないわけで、優秀なのかそうじゃないのかよく分からない捜査官ですね・・・。

その後に半グレどもに襲われますが、完全なモブだったので割愛

荷物の受け取り場所に現れたのは、ヴァンも会ったことのないイニシャルI。

その正体は闇医者のイザベルさん。

色気のある女医さんだー！（テンションUP）

気だるげな雰囲気の女医さんって好きなんですよね。ちょっと違うけどペルソナ5の武見先生とか

荷物の中身は共和国で未承認の薬。治療中の患者にどうしても必要だったようです。

遊撃士に依頼してもなんとかなっただろうけど、時間はかかっただろうな。遊撃士はルールを守ることで信頼を得ているところがあるので。

ということで、アニエスの裏解決屋の初めてのバイト（サブクエスト）は終了。

今回のサブクエストは濃いなあ・・・。

今後の話をすると、遊撃士よりのクエストもあるのですが、今までのシリーズにはなかった重くて暗いクエストも出てきて、より大人向けになった感じがします。解決方法も妥協が多い気がしますね。私としては新鮮で非常に楽しいです。

次回は、ヴァンをめぐる修羅場のところの感想かな。

分かりやすい恋愛沙汰にはなっていないんですが、何とも言えない緊張感があって逆に怖いです（笑）。

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