へヴィーオブジェクト 人が人を滅ぼす日(下) 10/8発売 12年続いたシリーズ完結!

電撃文庫

とあるシリーズの鎌池和馬先生が描く巨大兵器が闊歩する戦場を、馬鹿二人が駆け巡る「ヘヴィーオブジェクト」シリーズが完結します。

書影:へヴィーオブジェクト 人が人を滅ぼす日(下)

鎌池和馬が送る近未来アクション、堂々の完結!

『正統王国』、『資本企業』、『情報同盟』、『信心組織』、どれも完璧ではなかったはずだ。オブジェクトだってそう、核の時代を終わらせた超大型兵器はそれなり以上の歪みも抱えていた。ただそれは、こんな事態を受け入れなければならないほどのものだったのか。
 オブジェクト地球環境破壊論を起点として、世界全土を巻き込む『大戦』が始まる。『クリーンな戦争』とは程遠い、四大勢力が全滅するまで続いていく史上最悪の終末が、今ここに。
 際限なく脱線していく世界の中で、クウェンサーやヘイヴィア達は一体誰と手を取り合って戦い抜くのか。
 近未来アクション、堂々の完結!

電撃文庫 公式HP

基本的にはシリーズ通しての繋がりが無く、どこから読んでも楽しめるをコンセプトにした作品。

命がけの戦場で下品な馬鹿二人が漫才みたいなやり取りをするのが好きな作品でした。

一番印象に残っているのはヘイヴィアのスーパーソルジャーとしての成長。物語のテンポを上げるためか、白兵戦で奇襲をかければ相手が10人いようが瞬殺できるまでに成長していました。なのに、その戦績は全然評価されないのも面白かったです(笑)。

とあるシリーズと並行して連載していた鎌池先生の代表作の一つが終わりますが、他のシリーズ(アポカリプス・ウィッチとか)に注力していくのかな?


コメント

タイトルとURLをコピーしました