一ノ瀬家の大罪 第16話 感想 祖父の力により徐々に明らかになる、この世界!・・・も気になる矛盾が・・・

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前回、母である美奈子さんが真相を思い出したところで消えてしまいましたが・・・

出典:「一ノ瀬家の大罪」 タイザン5 集英社

何で部屋まで消えるの・・・?

なんでもアリだな、この世界。

・・・この世界と言いましたが、この表現で合ってるのかも良く分かってないです。

ここは現実の世界でないことだけは確かですね。

出典:「一ノ瀬家の大罪」 タイザン5 集英社

お母さんは最初からいなかったと振舞う偽父。

それは無理があるだろう!?

詩織ちゃんもなんか汗かいてるし・・・不自然だって!

そんな中・・・

出典:「一ノ瀬家の大罪」 タイザン5 集英社

今まで不自然なくらいに影の薄かった祖父が翼に声を掛けます。

お爺ちゃん・・・いたんですか!?(失礼)

翼はおじいちゃんの部屋に案内されます。

お爺ちゃんの部屋・・・翼や詩織ちゃん、美奈子さんの部屋と、今までの流れからするとかなり凄い部屋が見れそうですね!!!

出典:「一ノ瀬家の大罪」 タイザン5 集英社

う、うーん・・・・

凄いっちゃ凄いんですが・・・

今までのインパクトに比べると・・・そうでもないなあ。

映画でメッチャ頭のいい学者の部屋として出てきそうな雰囲気ですよね。

今までのやばい部屋たちと比べると、むしろ健全な部屋に見えてきた(感覚マヒ)

出典:「一ノ瀬家の大罪」 タイザン5 集英社

2000回!!!

いや、ループしてたのは分かってたし、一桁じゃすまないだろうなあとは思ってたけど・・・2000回ってすごいな。

この資料や黒板の記録は2000回分のループの記録ってことですか・・・

出典:「一ノ瀬家の大罪」 タイザン5 集英社

おじいちゃんの一回目(耕三の覚えてる限り)の記憶。

同じように目覚めて、同じように一家全員記憶喪失だと知って・・・

同じように一ノ瀬家を訪れました。

出典:「一ノ瀬家の大罪」 タイザン5 集英社

違うのはおじいちゃんが主導して、一ノ瀬家がどんな家族だったかを思い出そうとしたこと。

事故のことを知ろうとしたこと。

・・・読者が読んだループの際には、みんな過去を知ることを避けようとしていたのに対して、この時は積極的に知ろうとしたんですね。

そして、なぜ福井旅行に行こうとしたかを思い出そうとして・・・

出典:「一ノ瀬家の大罪」 タイザン5 集英社

ループ

また同じことを繰り返します。

出典:「一ノ瀬家の大罪」 タイザン5 集英社

福井に行った理由を知ろうとして、

出典:「一ノ瀬家の大罪」 タイザン5 集英社

またループ

・・・事故の真相というよりは、福井に行った理由がタブーなのかな・・・?

しかし、耕三だけがループ時の記憶消去が甘いようで時間が巻き戻ってることに気づいたようです。

なんでお爺ちゃんだけ・・・?

また、事故にについて知ろうとするとループすることも耕三には分かっていました。

・・・それにしてもループする直前の耕三の後ろにいる翼がなんか怖いんだけど・・・

出典:「一ノ瀬家の大罪」 タイザン5 集英社

2000回ループを繰り返した中で、これから起こること起こるはずだったことを詳細に記録していたお爺ちゃん。

翼のこと、詩織ちゃんのことや「それ以外のこと」も黒板に記してあるとのこと。

・・・うん!

翼のことや詩織ちゃんのことは知ってるから、それ以外のことを詳しく教えて欲しいなあ!

このように事細かにデータを記録していることや、この部屋の数式からも分かる通り、耕三は

出典:「一ノ瀬家の大罪」 タイザン5 集英社

物理学の教授らしいです。

白衣姿が似合ってますね!

しかし、ここで物理学者を出したということは、この不思議な世界を物理的に解き明かそうとする展開もあるんでしょうか・・・。

インセプションみたいに現実科学とSFを混ぜ合わせてくれると私好みですね!

・・・テネットは難しすぎたなあ・・・

出典:「一ノ瀬家の大罪」 タイザン5 集英社

本来なら事故のことを言及すれば、ループするはずですが・・・翔さんが起こした心中事故が状況を変えたとのこと。

・・・なんの意味があったんだろう・・・

自らループを引き起こしたとかなのかな・・・?

とにかく、翔さんのおかげで、翼やお爺ちゃんだけでなく、詩織ちゃんやおばあちゃんも美奈子さんのことを忘れずにいられるみたいです。

出典:「一ノ瀬家の大罪」 タイザン5 集英社

翔さんも美奈子さんも、何かを思い出して消された・・・。

・・・一番怪しいのは・・・一ノ瀬家の家族に突然なった・・・

出典:「一ノ瀬家の大罪」 タイザン5 集英社

この人!!!っていきなり突撃するんかい!!!

翼は「この人は悪い人な気がしない」と言って、直接話を聞くことにしました。

確かに翼のことをとても心配してるのは確かですよね。いじめも未然に防いでましたし。

何の駆け引きもなく、直接黒幕(?)に向き合った翼!

凶と出るのか・・・吉と出るのか・・・

ということで、今回はここまで!

いや~、面白くなってきましたね!!!

ミステリーサスペンス好きとしては猪突猛進の翼が主人公でシリアスな駆け引きがないのは残念ですが・・・逆にテンポよく進んでいくので、モヤモヤ感がないのが良いです。

さて、おじいちゃんが物理学者の教授ということで謎の解明に一気に進んだ今回。

しかし、逆に気になるところも出てきました。

1つ目はお爺ちゃんだけがループによる記憶の抹消の影響が少なかったこと。

記憶力に自信があると言っていましたが、まさかそれが理由じゃないでしょうし・・・

2つ目は今までのループした出来事を詳細に記録できたこと。

翼が中島と和解したこと、詩織ちゃんが穴水と知り合いだったこと。

それらは事実ですが、それを翼や詩織ちゃんたちの口から語ったとは思えません。

・・・耕三はどうやってそれを知ったのでしょうか?

最後に、記録した資料がループ後の世界に引き継がれてること。

日付も出来事も過去に戻っているのに、なぜ耕三の部屋の物だけが引き継がれているのか・・・

まあ、あったはずの部屋がなくなるような世界なのであまり深く考えてもしょうがないかもしれませんが。

このように耕三が語ったことには、違和感を感じさせます。

・・・まあ、一番不気味なのはループする直前の翼なんですけどね。

出典:「一ノ瀬家の大罪」 タイザン5 集英社

なに、この顔・・・

目が・・・目が怖いよ・・・


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