月姫リメイク 奈須きのこ先生・武内崇先生 ファミ通インタビュー抜粋 20年で成長した型月の力を見せられるのか?

月姫

月姫リメイク発売に合わせて9/9号のファミ通で奈須きのこ先生・武内崇先生のインタビューが載っていました。気になった点を抜粋すると下記になります。

・おまけコーナーは入れるつもりはなかった
・2019年末にアルクェイドルートは完成
・FGOの開発作業で月姫制作が遅れた
・分岐がある分、イラスト・演出が「魔法使いの夜」に劣るのは分かっていた。
・「質より量」で満足感を。
・新規にも既存ファンにも楽しんでもらえるように時代を2010年代に、場所を都心に変えた。
・アルクェイドのスカート丈を短くしたのは、リメイクで「変わった」と分かってもらえるように
・新キャラクターを出したのは世界観を広げるため。
・立ち絵は大分細かく、大量にある
・アルクェイドルートは基本そのまま、シエルルートは少し変えている
・大きな変化点が一つある。
・エヴァンゲリオン 序からも影響
・CERO:Zは原作月姫を表現するため
・コミカライズ月姫が最大のライバル
・続編については言及なし

インタビュー全体を通して感じたのは、大きく成長した今の自分たちであればどんな作品を作れるのか、にこだわっているなという所でした。

コミカライズ、Fate、アニメ化、FGOと拡大した事業はことごとく成功し規模も大きくなった型月。そのように成長した自分たちが月姫を再構成したらどれだけの作品を作れるか。特にFGOでの新規ファンの獲得、規模の拡大は大分影響しているように見えました。

その上で個人的な感想を言わせてもらえば、 FGOの開発作業で月姫リメイクが遅れたというのは 残念です。これは私自身があまりFGOに興味がないというのが大きな原因でしょうが・・・。(FGOのファンの皆様、すみません・・・)

私が型月にはまったのは壮大な物語を見せるノベルゲームとしての型月なので、一番優先してほしいのはそこかなと勝手に思ってしまいます。

そこは別として、現在アルクェイドルートのDAY8までプレイした私のネタバレなしの感想も含めると・・・

立ち絵の細かさ・演出の壮大さなどクオリティは段違いのモノを見せています

確かに「魔法使いの夜」に比べると、質が若干劣る部分もあるかもしれませんが、他のノベルゲームと比べればクオリティがけた違いに高いです。この部分においては月姫リメイク出て良かった~と思いました。

あと、新キャラも結構な数出ていますが、インタビューで世界観を広げたかったというのは予想通りでした。原作月姫は同人と言うこともあり、必要最低限のキャラしか出ていませんでしたので、多分そういう理由だろうなとは思っていました。

もちろん、新キャラも魅力的ですが、反面特徴がありすぎて月姫の世界観から浮いているようにも感じます。これはFGOの影響が良くも悪くも出ているような気がしました。

ネタバレが解禁になったら詳しく書いてみたいなと思います。

このインタビューで一番残念だったのは秋葉・翡翠・琥珀ルートを省いた理由が述べられておらず、それらのルートを含めた続編についても言及が無かったこと。

おそらく、あまりにも量が膨大になったからだとは思いますが・・・。個人的に 秋葉・翡翠・琥珀ルート が月姫という作品の解決編であり、ここがないと完成しないと勝手に思っています。

そこのルートについての言及がないのはちょっとなあ・・・。

思ったよりも、FGOがお二人に大きく影響しているんだなと感じたインタビューでした。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

月姫 -A piece of blue glass moon- 初回限定版 Switch版
価格:8800円(税込、送料無料) (2021/9/5時点)


コメント

タイトルとURLをコピーしました