アオのハコ #20 「盗み聞き」 感想

アオのハコ

夏先輩カッコイイ・・・

今回の話は部活色が一気に濃くなりました。

「アオのハコ」三浦糀 集英社

順調に大会を勝ち上がっていく、千夏先輩率いる栄明高校。

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そして、ライバル校である籠原学園も順調に勝ち上がっていました。

千夏先輩の先輩(ややこしい)が「去年の雪辱」と言っているので、栄明は去年負けているんでしょうね。

籠原を見た千夏先輩は「勝ちたいな」とつぶやきます。

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「勝ちたいな」というセリフからやっぱり籠原のほうが格上っぽいのかな。あと、千夏先輩自身が籠原に何やら思うところがありそうな気がしました。

そんな籠原はライバルである栄明のプレイ、特に千夏先輩のプレイを見て、

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千夏先輩を侮るような言葉を偶然聞いた友達の渚は怒りますが、千夏先輩は冷静に止めます。「何を思おうが相手の勝手だよ」と。

千夏先輩は大人だなあ・・・

ちなみに大したことないと言っている相手チームの選手は、その後「期待外れ」と言っており、千夏先輩に対して注目していたことが伺えます。

一方、県大会3位の針生先輩に練習で負けまくる大喜。

学校に帰った渚が他の友達に千夏先輩が侮られた件について話しているのを偶然聞いてしまいます。

バスケのために親戚の家に居候することまで決めた、千夏。その頑張りを知っているからこそ、千夏の悪口は許せない、と渚は口にしていました。

それを盗み聞きしていた大喜を、後ろから見ていた千夏先輩

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可愛い・・・

「良いチームメイトでしょ」とさっぱり言う千夏先輩に向けて、相手チームに侮られたことを「気にしなくていい」という大喜。それに対して

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「やだ」が可愛いな、オイ・・・

あくまで気にするという千夏先輩。その上で、

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千夏先輩って、やっぱりドSだよね・・・

というか負けん気が強いというか。

千夏先輩は続けて

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私・大喜「かっけぇ・・・

「男は黙って・・・」ということわざ(?)がありますが、日本人は言葉で言い返すよりも行動や結果でやり返すほうが好きな気がします。(私はそうです)。まあ、それが良いことなのかどうかは別として・・・

千夏先輩の「結果でやり返す」というカッコイイ姿勢を見た大喜は、勝利への執念というものを感じます。

そして、それに影響され―――

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針生先輩から1ゲーム取ることに成功しました。

というわけで、冒頭にも書いたように部活色が強くなった今回。

部活の大会についてはさらっと流すかなと思っていたので意外ですね。割とスポーツものとしても進めていくのかな?

あとライバルチームの「大したことない」というセリフはあんまりピンと来ませんでした。千夏先輩の実力がよく分からないので合ってるのか、強がりなのか、よく分からなかったんですよね。

まあ、今後、分かるか。

さて、今週のマイフェイバリット千夏先輩

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Sだと言うことを自覚していない千夏先輩が可愛い(恐ろしい)

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