チェンソーマン 第124話 感想 他人といるのも一人でいるのも・・・

チェンソーマン

アサちゃんの独白が私の胸にザクっと刺さりますね。

そしてヨルは最近人間味を凄い感じる。

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ヨルさん必死の説得

悪魔が、人が死なないように必死に駆け引きするのがシュール!!!

落下の悪魔の力は心がネガティブな方向に進むほど体は上に上がってしまうというもの。

ヨルが体の主導権を握れば落下の悪魔の影響は受けませんが、アサちゃんがヨルを中々受け入れません。

そこでヨルがとった行動は

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社
出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

アサちゃんの体を傷つけて、心の痛みよりも体の痛みに注意を引かせようというもの。

アサちゃんを助けるための行動です。

もちろん、アサちゃんは感謝してヨルを信用する・・・

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

わけないですよねー

体を勝手に奪って、物騒なことばっかり言って・・・挙句の果てには自分の体を傷つける悪魔を信用する方がおかしい(笑)

命の危険をことさらに煽るだけではアサちゃんを説得できないと思ったヨルは今度は冷静にアサちゃんを諭します。

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

相手を説得させるための緩急がDV彼氏のそれなんだよなあ・・・

悪魔が人間を誘惑するならともかく、必死に説得しているという構図がもう面白いですね。

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一人でいるのも他人といるのも

面白いと言えば、なぜヨルを恐怖するのかをアサちゃんが説明するところも興味深かったです。

アサちゃんは子供のころに施設の大人に酷い裏切りにあってから、人を信用できなくなりました。

だから、普段はずっと一人でいること選び続けていましたが、たまに寂しくなり人に近づこうとします。しかし、元々人付き合いが苦手なアサちゃんが上手くコミュニケーションが取れるわけもなく、そのたびに傷ついてまた人から離れて・・・の繰り返し。

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

・・・アサちゃんはいつも恐怖を感じながら生きているということになるんでしょうか・・・

私が興味深かったのはヨルを信用できない理由に他人を信用できない理由を持ってきたことですね。

アサちゃんにとってはヨルは他人と同じ。つまり、悪魔ではなく人として扱ってると。

無意識にアサちゃんはヨルを受け入れ始めているようにも見えますね。

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騙したなあ落下の悪魔ー!!!!

さて、私は落下の悪魔のフォルムが大好きです!

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

よくよく見ればおぞましい形をしているのですが、まあスタイルが良い!

長身だし、出るとこ出てるしで私の性癖にぶっ刺さりますね!

落下の悪魔が出るだけでちょっとドキドキしますよ・・・恐怖も混じってる気がするけど。

さあ、今回もそんな美しい落下の悪魔の姿が・・・

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

落下の悪魔にときめいてしまった、私を本当にぶん殴りたい!!!

そりゃあそうですよね。

あのスタイルの良いフォルム、死んだ人間のからだで組み合わせたものですもんね。

あれが本当の姿なわけないですよねえー、ハハハハハハ・・・・ハァ(ため息)

落下の悪魔はメインディッシュとして、アサ&ヨルを持ってこようとします。

・・・やっぱり、人間と悪魔の混合体は味が違うんだろうか・・・想像もしたくないですね・・・。

ということで、今回はここまで!

アサちゃんの思考に全力で共感してしまいます。

基本的に一人でいることを好むんですが、たまに寂しくなって人と交流しようとして・・・慣れてなくて失敗する・・・。まるで私の人生のようだ・・・(ホロリ)

ただ、アサちゃんは強制的にヨルと接さざる負えなくなったことで、ヨルとの仲は(強制的に)深まってるように見えますね。それがアサちゃんにとって良いことなのか分からないですけども。


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