チェンソーマン 第134話 感想 チェンソーマンはこんなちゃんとしたことは言わない!!!!

チェンソーマン
[第134話]チェンソーマン 第二部 - 藤本タツキ | 少年ジャンプ+
TVアニメが各種動画サイトにて好評配信中! チェンソーの悪魔を身に宿した少年・デンジ。世界はチェンソーマンを知るのだが――…!?

暴走するチェンソーマン像・・・

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

世間のチェンソーマンへの声。

非難する声と支持する声に分かれます。

非難の声の中には「チェンソーマンの戦い方はひどい!」とありました。

「建物を壊して戦って、悪魔と変わらないじゃないか!」と。

うん。否定できねえ。

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

一方、悪魔との戦いを支持する声も。

捉え方の姿勢の真剣味に差はありますが、ノストラダムスの大予言に対する”抑止力”としてチェンソーマンを見ているようです・

・・・どうでも良いけど、預言者ノストラダムスの名が悪魔として扱われてるのがなんか面白い・・・

実際、私たちの世界でもノストラダムス=悪いこと みたいな感じでしたね。

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

意外だったのが、デンジがチェンソーマンになることを自重しようとしていたこと。

ナユタの命を優先して吉田の忠告を守るようです。

吉田・・・お前の声はデンジに届いてたぞ・・!!!(感動)

「普通の生活が一番」だというデンジ。

一話目の時なんかはむしろ普通の生活に憧れてたようにも見えましたし、そういう意味では現状で望みはかなってる状況なんでしょうか。

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

しかし、デンジは「もっと高いとこにある天国」も望んでしまっています。

これはチェンソーマンとしてチヤホヤされることを指してるのかな?

もっと具体的に言うと、もっと多くの人から認められたい、褒められたいのかな、ともデンジからは感じ取れます。

出典:「スラムダンク」

承認欲求が強いというか・・・マキマさんに従順だったのもデンジのその部分を満たしてあげてたからじゃないかなあと勝手に推測しています。

さて、TVではチェンソーマンを支持する若者とそんな若者を非難する大人が対立していました。

その中で大人からの「チェンソーマンから直接何か言われたわけではないでしょ!?」との指摘に・・・

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

・・・え?

デンジ「うえええ~!?」

お前も聞いてなかったんかい!

まさかの展開につい宅電を確認してしまうデンジ。

え、なに?電話かかってくるの? 

「来てくれるかな?」って言われた「いいとも~!!!」って答えないといけないの?(古い)

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

・・・なんか、喜んでません? デンジ君?

やっぱり、承認欲求が高いですよね。デンジは。

さあ、チェンソーマンの呼び声とともに現れたのは!

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社
出典:「ゴールデンカムイ」

誰なの?怖いよー!!!

こいつがチェンソーマン・・・?

こんな精悍なイケメンの雰囲気を醸し出してるやつがチェンソーマンなわけあるかああああ!!!!(デンジに失礼)

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

本物のチェンソーマンは戦う理由にこんな真っ当な理由なんて持ってない!

あと、アダムとイブなんて言葉を知ってる賢さもない!(言い過ぎでは?)

TVでのチェンソーマンは真面目で世界の平和を願うような真っ当なヒーローとして語りますが、それに対してデンジは猛反発。

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

自分が文字通り命がけで戦ってきた証である「チェンソーマン」という名前を、全く知らない誰かに上書きされてしまったデンジ。

承認欲求が高い彼に、この事態はかなり辛いものに見えます・・・。

でも、実際に存在するならTVの偽チェンソーマンの方が良いなあ(酷い)

ということで、今回はここまで!

個人的にはデンジが「お前らのはチェンソーマンじゃねえ!!」と、偽チェンソーマンじゃなくチェンソーマン像を作り上げている全員に訴えかけていたのが印象的でした。

反対派だろうが、支持派だろうが、世間が作り上げているチェンソーマン像に違和感があったんですね。持ち上げてくれる人のことを盲目的に受け入れるのかと思ってた。

失意のデンジ。・・・ここからキーになるのはチェンソーマンの実情(頭悪い、下半身で動く男)を知っているアサちゃんになるのかな?


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