ヨルに男の大事な部分を蹴られて、「チェンソーマンになれ!」と要求されたデンジ。
その要求に対してのデンジの返事は「ナユタは・・・!!」でした。
「ナユタが無事ならいくらでも戦ってやるから!!!」と言います。
この状況で真っ先に心配するのはナユタちゃんのことなんだなあ・・・デンジが自分よりも他人のことを優先する姿にちょっと感動しちゃいました。
なんだかんだで普通の人間に近づいているんでしょうか・・・それがデンジにとって幸せかは分かりませんが。
その必死な訴えにヨルではなく、アサちゃんが反応。
一緒にナユタちゃんを探しに行くことになります。
ちなみに、路上ではチェンソーマンもどきの死体が転がっており、その横を人々が談笑しながら歩いていました。チェンソーマンもどきの死体が路傍の石のように扱われています。
人間は慣れる生き物と言いますが、こんな異常な状況にも適応してしまうんですね・・・。
いや、この世界の人間がおかしいだけじゃねえかな? この状況、私だったら外に出たくもないぞ。
閑話休題。
ナユタを探しにデンジは自分の住居まで戻りますが、そこには燃え尽きたアパートがあるだけで、当然ナユタちゃんがいるわけもありません。
ヨルが言います。「もう殺されてるに決まってるだろう」と。
それでも、ナユタちゃんがいるはずもない瓦礫の山をあてもなく探すデンジ。
アサちゃんは言います。「私も気持ちは分かる。なんでも協力するから言って!」と。
なんでも・・・なんでもって言った?
というお約束の様式美(?)は置いといて。
アサちゃん・・・メインヒロインの貫禄が出てきたな!
美少女ヒロインの献身的な言葉に、デンジはもちろん!
ごもっともで。
アサちゃん(善)とヨル(悪)で頻繁に切り替わるからデンジからするとわけ分からないよねえ。
第三者目線で読んでてもちょっと困惑するときあるし。
善の部分であるアサちゃんは、それでもデンジに寄り添おうとし、何か食べたいものはないかと尋ねます。
デンジ「寿司なら」
言うほど、この子は善か?
デリカシーが塵ほどもなさそうな男に、クソ女とツッコまれるアサちゃん憐れ・・・完全に自業自得なので全く同情できませんが。
寿司以外を求めるアサちゃん、頑なに寿司を求めるデンジ。
すれ違う主人公とヒロインのやり取りを見て私は心から思いました。
もう勝手にやってくれ
どっちか引けやオイ!
ということで、今回はここまで。
デンジのナユタちゃんへの想いが溢れる切ない回かと思いきや、主人公とヒロインのコントが始まるという、読んでる私の情緒がおかしくなるような回でした。
まあ、いつものことと言えばいつものことですが。
そういえば、デンジは「ナユタちゃんが無事なら、いくらでも戦う」と言ってましたが、ナユタちゃんが見つからない現状ではチェンソーマンになることを固く拒否していましたね。
自分がチェンソーマンになると周りが全部最悪になっちまう、と。
チェンソーマンになることを遂に自分で拒否し始めたデンジ。
デンジにとってチェンソーマンになるということはどういう意味を持つのか?
今後、その辺りが重要になるのかもしれないですね。
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