チェンソーマン 第127話 感想 これがチェンソーマン流、ヒロインを助ける時の口説き文句だ!!!

チェンソーマン
出典:「進撃の巨人」

デンジの説得に心打たれてしまった・・・

あのデンジの説得に・・・

私は大丈夫なんだろうか・・・?(デンジに失礼)

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生からの解放

ついに落下の悪魔に見つかってしまったアサちゃん。

ついでにアサちゃんが生に執着していないことも見抜かれてしまいます。

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

まさに悪魔のささやき。

それに誘われるように、アサちゃんは自ら落下していきました。

まるでこの瞬間を待ち望んでいたようにも見える顔ですね・・・

死ねば誰かに迷惑をかけたり、勝手に傷ついたりしない。

寝る前のベッドの上であの時、ああしてればよかったなんて考えなくて済む。

出典:「NARUTO」

分かるよ・・・アサちゃんの気持ちは痛いほどわかるよ・・・

他人にも自分にも、自分が生きてる上で価値を与えられてると思えなくなる・・・。

相手に嫌われないような言動をするのに、相手の反応がイマイチだと傷ついたり、勝手に怒ったりして・・・精神的にすり減ってしまうんだよね。

だから他人を遠ざけようとする。誰とも触れないようになってすっきりしたと感じても、結局ずっと一人だと寂しくなってしまう・・・

阿良々木さん・・・一人になっても人間強度上がんないよ・・・

出典:「化物語」

生への執着を諦めたことで、案外すっきりと、やけくそですっきりとなったアサちゃん。

しかし、そんなアサちゃんにも最後の後悔がありました。

一人でいい・・・一人で良いから心の底から誰かと・・・

・・・人との強固なつながりを求めるのは人間にとっての本能なのかもしれないですね。

そこに対する欲求は高いくせに、他人へのATフィールドが分厚いのが実に陰キャの思考。

実に私にそっくり(涙)

そんな陰キャの気持ちなんか、一切分からなそうな身勝手ヒーローが助けに来てくれました!

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嫌なことばかりではないさ

突然のチェンソーマンの横やりに混乱するアサちゃん。

必死に救いの手を振り払おうとします。

せっかく覚悟を決めたのに、死への恐怖を思い出させないで欲しいと言ってるようにも見えました。

アサちゃんは言います。

「生きてたらヤなことばかりでしょ!?馬鹿にされて勝手に期待して裏切られて・・・!そうでしょ!?」

アサちゃん・・・チェンソーマンにそれを言っても理解してもらえない・・・

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社v

同調したよ、チェンソーマンが!?

嘘だろ・・・?

あの身勝手ヒーローチェンソーマンが、陰キャの面倒くさい不幸自慢(直球)に同調しただと・・・

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

しかも、具体的に同意してきやがっただと・・・

いや、デンジがそれこそ人並み以上に不幸な目にあっていることは、よく知っているのですが「そんなこと考えたってしょうがないかあ~」と言う感じで、気にしない(目をそらす)ように生きてきたのかと思ってました。

デンジはちゃんと向き合っていたんですね・・・。

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

しかも、自分はそれらの最悪な出来事を乗り越えていないと言います。

未だに引きずってると素直に認めてるんですね・・・そんな自分をちゃんと受け入れていると。

やばい。デンジが私より大人に見えてきたぞ・・・

なんたる屈辱・・・!!!!(プライドだけは人一倍高い大人)

じゃあチェンソーマンはそんな最悪な出来事を引きずりながらなぜ生きてるのか?

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

人生という見た目は高尚な悩みに対して、なんて低俗で、人間の理性から遠く外れた本能的な欲求。

女の子への口説き文句としては0点だぞ!!!

でも、シンプルな欲求だからこそ説得力もダイレクトに伝わってきますね!!!!!

ということで、今回はここまで!

暗闇に落ちようとする女の子に対して、こんな口説き方できるのはデンジしかいませんよね・・・

でも自分を偽らずさらけ出すやり方は、奇麗な口説き文句よりも、よほどアサちゃんに届いたと思います。

話が進むごとにお似合いになってる気がする二人。

見てて、ニヤニヤしちゃう自分もいます(笑)

このまま二人は結ばれるんでしょうか・・・そしてアサちゃんの純潔はデンジに汚されると・・・

・・・・・・・・・

よし、落下の悪魔。チェンソーマンを粉々にしてしまえ(突如湧く怒り)


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