チェンソーマン 第141話 感想 美少女が一緒にいてくれる以上に幸せなことがあるのかい?

チェンソーマン
[第141話]チェンソーマン 第二部 - 藤本タツキ | 少年ジャンプ+
TVアニメが各種動画サイトにて好評配信中! チェンソーの悪魔を身に宿した少年・デンジ。世界はチェンソーマンを知るのだが――…!?

半額のチェンソーマンカレーパン・・・物価高の今、普通に欲しい。

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

ナユタちゃんと犬たちとともに、予想以上に平和で幸せそうな生活をしているデンジ。

一緒にご飯食べて、一緒にTVを見て、一緒に風呂入って・・・

映画で幸せなシーンとして流れるテンプレートみたい風景です。

それでも、デンジはチェンソーマンになれない日常にどこか納得いってない様子。

この生活に満足できないとは・・・傲慢だな!

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

と思ってましたが、ここのデンジの言葉でハッとしましたね。

デンジが普通の生活をしていって、幸せになる未来が想像できねえ。

周りと合わせることが苦手なデンジが周囲との協調が必須な日本の社会に馴染めるはずがねえ!

空気に馴染めず、居づらくなって最終的には自分から会社を辞めていくんですよ・・・私には分かる。凄く分かる!(超共感)

チェンソーマンとして暴れられない現状に満足できない一方で、今の普通の生活を完全否定することもできずに、今の自分が幸福なのか不幸なのかも分からない。

そんなデンジに対してナユタちゃんは、

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

なんて可愛いプロポーズなんだ!!!!

デンジ、お前・・・こんな可愛い女の子と一緒にいておいて不幸だとか抜かすなよ!

独り身の俺への当てつけか!?(被害妄想)

冗談はさておき、デンジはナユタちゃんを育てるために普通の生活を望んでいるという側面を強かったので、ナユタちゃんという存在がいる限り、チェンソーマンになりたいという自分のエゴは通しづらいんじゃないかと感じました。

守るものができたデンジは強くなったのか、はたまた弱くなったのか・・・

一方、チェンソーマン教会のウエポンズ・・・だったっけ? 彼らはチェンソーマンが再び表に出てくれるように画策中。一見、ズル賢いアウトローたちの話し合いにも見えますが、ところどころで醸し出される頭の悪そうな雰囲気が何とも残念・・・。特にクールビューティぶったお姉さんはパワーちゃん以上に(以下に?)頭が残念そう。

ただし、計画していることは本当にあくどいことでした。

チェンソーマン協会の信者が礼拝の日(・・・礼拝の日?)で悪魔討伐を行わないことを利用して、悪魔に対抗するために出てきた民間人と公安を殺していけば、正義感に駆られたチェンソーマンが出てくるだろうという計画です。

こいつら悪魔か?・・・悪魔でしたね。ハイ。

バルエムは言います。

俺たちは人であり、武器であり、悪魔でもある。この3つの共通点は・・・

出典:「チェンソーマン」 藤本タツキ 集英社

「そんな俺たちなら何人殺しても、神様は許してくれるさ」

倫理観がぶっ壊れすぎじゃねえかな!?

武器や悪魔はともかく、人が人を殺すために生まれてきたという考え方は違う!・・・・違う・・・ち、ちが・・・

・・・・・・・・・・

これまでの人類史的に否定できねえな(悲しい)

ということで、今回はここまで。

明らかに狂ってながらも、どこか芯をつく発言をするバルエムさん。

厄介だなあ・・・怖いなあ・・・不気味だなあ・・・

でも一つだけ明らかに間違ってるところがありましたね。

チェンソーマンが正義感で行動するはずねえだろう!!!

あの男は正義感なんて感情を知らねえぞ!欲望のままに暴れまわるだけだぞ!(・・・少年漫画の主人公なのでは?)


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