黎の軌跡 感想79回目!
波乱の10/24が終り、迎えた翌日。
交通規制に外出禁止。明らかな非日常が広がっていました。
その非日常の一番の象徴として上空に浮かぶのはマルドゥック社の飛空艇。
そして有力者の会議に堂々と出席しているのはマルドゥック社のソーンダイクGM。
襲撃を受けたバーゼル市の安全を確保するためにCIDの特務部隊が派遣が決定。
その特務部隊が来るまでの半日、マルドゥック社が街の警備をする段取りとなりました。
今回は・・・ねえ。
民間の警備会社が半日とはいえ大国の、しかも最先端の技術が集う街の警備を任されるのは怖いですね・・・。
そして、話は小物CEOの責任について・・・
大国随一の会社のTOPの責任を理路整然と述べる女子高生。
異様な光景ですが、レンちゃんがすると凄く様になるなあ(笑)。
相手が女子高生ということで急に強気になるCEO
本当、小物なCEO
そして宮田一郎並みの渾身のカウンター
ヴェルヌ社と関係を持つ大企業と財団にいつの間にか極秘で視察されていたのは少し同情します。
追い込まれた状況に明らかに落ち込むCEOはジスカール親方に発破をかけられていました。
顔と態度に出すぎだよ、このCEO。もっといい人が他にいなかったのだろうか・・・。
公太子からは共和国が事件をすべて落ち着かせる前に、事件へ対応しアルマ―タの目論見を可能であれば叩き潰してほしいとの無茶ぶりが。
・・・それ、下手したら共和国と敵対することになりかねないのですが・・・(というか、少人数の一個人組織に依頼することではないような・・・)
まあ、CIDの目の前で言っているということは、CID(体制側)もある程度黙認するということでしょうが。
当たり前ですよね?
遊撃士とかCIDでもでかい依頼ですよ、それ。
そして、マルドゥック社の警備主任、カシムとあいさつ。
なんとフェリのお兄さん(知ってたけど)
そして、ヴァンの元教官(それは知らない)
本当に顔の広い主人公だなあ。
そして、ソーンダイクGMともご挨拶。
表向き、友好的に話しかけてくるGMに対し、冷たく対応するヴァン。
冷たい対応は少なからずリゼットの体のことが関係しているようです。
一年前から、ああいう身体だと・・・。
あの体ってハガレンのエドみたいに部分的にじゃなくて体全体が・・・だよなあ。
ちなみにカシムは妹のフェリを戦士(猟兵)としては認めていない様子。
う~ん。確かに純真すぎる気はしますが、有事の際にはドライに対応できるところとかは結構猟兵に向いているような気はしますけどねえ・・・。
他に女性の猟兵と言うと、パッと思いつくのはフィーと・・・シャーリィ・・・
・・・やっぱりフェリは猟兵に向いてない気がしてきた!
そんなカシムは、ヴァンに言わせると史上最強の猟兵の一人とのこと。
シグムントやルドガーと同レベルってこと・・・?
そりゃ凄いな。
ちなみに他の共和国の都市でもテロがあり、そちらの対応でCIDや遊撃士の協力は得られないとのこと。
明らかにアルマ―タの本命はこっちなんだから少しくらい手をまわしてくれても・・・と思いますがしょうがないか。
所変わって、リゼットのお見舞いへ。
ゲル状のもので損傷部分を覆うのは、本当にSF感満載ですね。あと痛々しい・・。
ソーンダイクGMを「相当性格が悪そう」というヴァン。
真っ当にひねくれた兄上という印象があります。兄上よりももろい部分が無さそうなところがなお厄介。どちらかというとツァオに似てるかな?
何故、自分を庇ったのか聞くカトル。
カトルには大切な人が周りにいるのだから自分を大切にしてほしいというリゼット。
・・・「絆も思い出も身体すらなくした」ということは以前はあったということなので、リゼットは普通の人間だったということですかね。このあたりの秘密が黎の軌跡Ⅱで明らかになると嬉しいのですが・・・。
個人的には脳以外は作り物かなあと予想。
ヴァンは通信越しの会話の時から、体に何かしらの秘密を抱えているのではないかと疑っていたようです。
だから、サルバッドで実際に会ったときは驚いたと。
リゼットのお見舞いを済ませて、アルマ―タの行方を探りに行くヴァン達。
その捜査に改めて参加させてほしいというカトルに対し、あくまで対等な契約を望むヴァン。
一緒に行動するからには対等な仲間として扱いたい、もしくはカトル自身の力で事件と向き合わせることでカトルの成長を狙ったものでしょうか・・・
というわけで、今回はここまで!
黎の軌跡で露骨に残った謎の一つとしてはリゼットの過去。
というか、後半に出てきたパーティメンバーは全員なんかの謎を残したままだったので、もやもやしたなあ。
・・・早く、黎の軌跡Ⅱをやりたい!!!
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