黎の軌跡 感想192回目!
圧倒的パワーを持つ二人との対戦。
単純にパワーで押されるのは中々きつかったですね。
特に特大ダメージを与えられるSクラフトを発動されると・・・一発逆転がありますし。
まあ、ある程度余裕をもって倒すことはできましたが。
やっぱり、黎の軌跡の難易度は歴代シリーズに比べれば優しい方なのかな?
アレクサンドルはいい機会として、アーロンの復讐を受けようとします。
アレクサンドルが再び裏解決屋の前に立ったのは自分への罰を受けるためもあったのかもしれないですね。
しかし、アーロンは拒否。
生きて自分の罪と向き合えと言います。
この辺りが裏解決屋で過ごす中で、アーロンが成長したところなのかもしれないですね。
アーロンの姿に自分の故郷の若者たちの姿を重ねるアレクサンドル。
やはりアレクサンドルにとって、故郷のノーザンブリアという存在は大きいんですね・・・。
そして故郷に想いを馳せる男がもう一人・・・。
違いは故郷がまだあるかどうか。
アレクサンドルと違い、”先”が無い中で血を求めて強制的に生かされていたのは想像以上に苦しいものだったのかもしれないです。
ヴァンもアリオッチが辿ってきた歴史に対しては敬意を称します。
強制的に生き延びた末に出会ったのは映画という文化。
故郷も仲間も失くした中で虚しく生き延びたアリオッチが、その呪いのおかげで得られたものもあるというのは、せめてもの救いなのかもしれないですね・・・。
敵ではありつつも、ここまで戦ってきたアルマ―タと庭園の幹部たちはどこか分かり合えるところがある人たちでした。
特に裏にも顔が利くヴァンには共感できる部分も多かったのかもしれません。
そして、全く共感できなさそうな男が次の対戦相手。
裏解決屋もメルキオルに対しては敵意のみを向けます。
ここまで純粋な悪意のみのキャラクターは白面以来のような気がしますね。
倫理観がぶっ壊れてる敵で言えばヨアヒムなどがいましたが、一応彼らなりの主義主張がありました。しかし、白面やメルキオルは相手を苦しめることを目的で行動しているので、悪意しかないように感じます。
その悪意の最たるものがクレイユ村を標的にした反応兵器の使用。
クズだなあ・・・
しかも一応、(アルマ―タ的に)合理的な理由もあるのが尚厄介。
単に壊れてるだけでなく、頭も回るんですよね・・・
人種差別主義のエドモンドもクレイユ村の崩壊には驚愕したようですね。
その割には、その後の対応(アルマ―タの支援者との口裏合わせ)は冷静に行ってたように見えますが・・・
個人的には遊撃士や警察に告発せずに保身に走った時点で同罪かなと。
・・・ヴァンのこともあるのでエレインのお父さんに関してはどうしても厳しい見方になっちゃうな・・・。
エレイン親子のことを揶揄されて、静かにキレるヴァン。
やはり、エレイン関連のことにはヴァンの中で導火線があるのかな・・・。
PVの台詞だ!
「てめえは別だ」のてめえはアルマ―タという組織のことかボスであるジェラールのことかなと思っていたのですが、メルキオルのことだったんですね。
ここまでプレイした身としては納得しかないですが。
ヴァンにとって一線を越えてしまった相手。
問答無用の戦い―――殺し合いが始まります。
ということで、今回はここまで!
敵のボスではなく、ブレーンの方がより邪悪というのはシリーズの中では中々なかった展開ですね。
・・・マリアベルさんがいたか。
まあ、マリアベルさんは美しいので良いとして(オイ)、メルキオルは存在が邪悪そのものなので許せるところが無いですね。
彼は昔からこういう存在だったのか、それとも破戒たちとの出会いが彼を狂わせたのか・・・。その辺りが興味深くはあります。
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