推しの子 第百三十二話 感想 読んでて胃が痛い・・・

推しの子

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アイがB小町に入った初期の頃、アイはその才能を、魅力を存分に発揮。

同じグループのメンバーを「蹴落として」行きます。

その典型的な例だったのが、少し臆病そうに見えるニノさん。

彼女は自分のファンだけでなく、自分に構っていた(いじっていた?)メンバーまでもアイに奪われてしまいます。

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

構われていた時は迷惑そうだったのに、いざその役割を奪われると喪失感を覚えてしまう・・・

しかも、自分に構ってた時よりもアイに対する態度の方が柔らかいのも・・・また・・・きついですね。

しかし、10数年前のこととはいえ、当時のメンバーの関係性をここまで明け透けにしていいのでしょうか? って思っていたら、当時のメンバーが現場に見学に来ていました。

シンプルに怖い。

いじり役、仕切りたがり屋ののたかみーさんは笑顔ながら「こんなだったかなー」と言います。

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

うん。映画はどうやらほぼ史実通りみたいですね!

関係性が全く変わってないのが怖いです・・・。

人の性格はそう簡単には変わらないってことですね。

憧れのB小町が来てくれてMEMちょはテンション爆上がりでしたが、ルビーは冷めた反応でした。

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

好きなアイドルグループの中でもメンバーごとに格差をしっかりつけるルビーさん、地味に怖いっす。

以前からちょっと思ってましたが、ルビーよりMEMちょの方が純粋なアイドルファンって感じがしますね。ルビーの方が性根ひねくれてる分、人への愛情の配分もひねくれてるような(直球)

まあ、ルビーがB小町の初期メンバーを好きになれない理由は、アイとの関係性もあるようですけど・・・

さて色々と闇が深そうなニノさん。ニノさん役を演じるかなちゃんは、役作りのためにその闇をほじくり出そうとします。かなちゃんも、役者関係のことになると容赦ないですよね。

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

ニノさんのアイへの感情は、羨望と嫉妬。

アイのアイドルとしての絶対的魅力に憧れて、それゆえに自分の力の無さを思い知り、どうしようもなく憎く思う。

実際、本人に「死んでくれ」と言ったこともあったそうです。

・・・え?

本人にも言ったんですか? それはひどい。(正直な感想)

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

そんなニノさんを、アイは聖母のようなほほえみで許していました。

まるで神様の無償の愛。つまり、圧倒的上の立場からの許容。

喧嘩することすら許してもらえない「ライバル」の存在ってどれくらいキツイものなんでしょうか? 正直、想像すらできませんが・・・・。

本人は自分が辛く当たったアイが、本当に死んでしまったことを”一応”後悔していると言います。

そんな彼女にルビーがアイになり切って「もう気にしてない」とニノさんの罪を許そうとしました。が、

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

「あの子なら私の望み通り、『そんな事言ったっけ』って言うよ」

「私の言葉で傷ついたりしない。いちいち覚えてすらいない。あの子は最強で無敵のアイドル様なんだから」

・・・以上、アイガチ勢の意見でした。

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

かなちゃん。概ね同意だけど、ニノさんの闇をほじくり返すきっかけになったの君だからね。

君が望んだんだからね?

自分で人の闇をほじくり返そうとして、その闇にドンびくって中々ひどいと思うよ!!!

アイの娘はアイを超えられないと気づいたニノさんは安心していました。アイの娘であろうとアイを超える存在なんて許せない。

その気持ちを、電話である人に伝えます。

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

当時のメンバーとも繋がってたのかよ・・・カミキヒカル。

マジかあ。アイが死ぬ前から繋がっていたのかなあ。そうだとしたら業が深すぎるな。

にしても、この黒幕。

マジで目的がよく分からないなあ。

何がしたいんだろう、本当に。

ということで、今回はここまで!

何か・・・読んでて胃が痛かったです。

B小町の初期メンバーたちは、普通に話してるときですら何とも言えない緊張感がありましたね。

まるでうちの職場の会話のようだった・・・。

私があの場にいたら、すぐにトイレに逃げ込みますね。(チキン野郎)

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