エクソシストを堕とせない 57話 感想 覚悟が決まった女の子(悪魔)は強い。

エクソシストを堕とせない

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不安定な心優しい化け物とその化け物を誑かす悪魔に施した対策は・・・

  • 多くの教会関係者と一緒に隔離施設で過ごしてもらう
  • イムリちゃんのサポートから神父くんを外す(イムリちゃんの側に神父くんを置かない)
  • 神父くんにストレスチェッカーを付けて、神父くんのストレスの見える化を行う。

・・・いいな、そのストレスチェッカー・・・私にも欲しい・・・そして出てきたストレス値を証拠に会社に休職を願いで(ry

ちなみに神父くんの今のストレス値は67でした。地味に高い。

これらの対策に対して私は「やっさしいー」と思いましたね。

もっと問答無用に二人を引き離すかとも思ったんですけどね・・・まあ神父くんが暴走したら文字通り世界が終わるので、扱いに慎重になっている面もあるんでしょうけど。

それ以上に、神父くんへのリスペクトを感じましたね。このおっさん、相変わらず愛想がないけど、優しいなあ。

出典:「エクソシストを堕とせない」 有馬あるま/フカヤマますく 集英社

この人が、教会から神父くんへかける圧力を緩和しようとしているようにも見えましたね。

神父くんへの監視役に、神父くんの数少ない味方であるセンセイを選んだのも最大限の優しさですよね。

そのセンセイも神父くんへの扱いには少し戸惑っているようでした。

それはアスモデウスによって神父くんが暴走してしまったから、ではなく、恋というものを知ってしまった神父くんが苦しんでいる状況に責任を感じていたため。

出典:「エクソシストを堕とせない」 有馬あるま/フカヤマますく 集英社

・・・神父くんに恋を知ろ、と言ったことを後悔するセンセイ。

そこは後悔してほしくなかったかな・・・。

神父くんにとっては恋を知らない人生の方が良かったと考えるのは・・・なんか辛いです。

あと、センセイもイムリちゃんが危険な存在だという認識はあるみたいですね・・・「最悪の呪い」のところでイムリちゃんと神父くんのことを考えていましたが。

さて、そのイムリちゃん。

神父くんが不安定になったことで、自分と離されたことに対し、元凶のアスモデウスを恨みます。いや、そのアスモデウスに負けた自分を恨みます。

異性を惑わす悪魔が、大好きな異性を懸けて、負けた。そのことは予想以上にイムリちゃんのプライドを傷つけたようですね。

その上で、自分が近づけば近づくほど神父くんを傷つけるということを自覚しているイムリちゃん。

ある覚悟を決めます。

出典:「エクソシストを堕とせない」 有馬あるま/フカヤマますく 集英社

神父くんを幸せにできないなら、徹底的に堕としてやろうと考えるイムリちゃん。

そんな・・・神父くんをより堕落させる方向に突き進もうとするなんて・・・

実に私好みで、素晴らしい展開だと思います!(えー)

ということで、今回はここまで。

神父くんとイムリちゃんが結ばれることが悪だという雰囲気が固まる中、それに対して真っ向から抗ってやろうとするイムリちゃんが良いですね。素晴らしいですね。興奮してきました!(なぜ?)

特に「絶対堕とす」と言った時の覚悟ガンギマリの表情が良いです!

でもイムリちゃん・・・神父くんを堕とそうすのは神父くんに対して酷だよ・・・。可哀想だよ・・・。彼をこれ以上に追い込むことになっちゃうよ・・・。

だから、代わりに私がイムリちゃんのアプローチを受けよう!さあ!私に誘惑してごらん!(ただ、イムリちゃんの誘惑を受けたいだけの人)

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