バスジャック篇もいよいよ佳境!
バスジャックの主犯格ビリーの過去から73話は始まりました。
娘が学生運動に参加するのを止めるビリー。
しかし、娘は少し暴走気味の正義感で父の静止を振り切ります。
・・・娘の方が赤いサーカスの活動に積極的だったんですね。
というか、むしろビリーは赤いサーカスとは距離を置きたがってるような・・・
胡散臭い連中とまで言ってますし。
今までのバスジャックでは、狂気的までの政府への敵愾心を見せてただけに意外でした。
この時すでに、娘が政府の手によって危ない目に遭う可能性も危惧していたビリー。
その予想通りの結果となってしまいました。
・・・・・・
時は経ち、バスジャックに時間は戻ります。
疲れ切って眠ってしまった子供たちを見て、ビリーは何を思うのか・・・
一方、バスジャックされていたもう一つのバスの方にはユーリを含む保安局の局員が救出作戦を行っていました。
敵は6人。保安局から見れば素人同然らしく、速やかに鎮圧していきますが・・・
ユーリが肩に銃弾を被弾。
この辺りは、黄昏と比べて実力不足なところですかね。
まあ、しかし、バスジャック犯を全員鎮圧し見事に子供たちを救出します。
あのヨルさんのパンチにも耐えられる男だ!
銃弾を肩に受けたくらい、ユーリなら・・・
・・・・え?
めっちゃ痛がってる?
どうやら、ユーリはモチベーションの低い時の痛みにはめっぽう弱いとのこと。
ユーリ・・・お前・・・一応アーニャの身に危険が迫ってるのに・・・
今回ばかりは真面目に私からの好感度が落ちちゃったぞ!
そして、アーニャ達のバスの方でも保安局と警察の形成が一気に逆転しました。
保安局は「一応平和的解決は試みた」という体裁を整えるため、バスジャック犯に投降を呼びかけます。
・・・一応って。
ビリーは投降を考えますが、他のメンバーは断固拒否。
・・・この反応の違いでも、ビリーと他のメンバーとの温度差を感じますね。
ビリーの様子に不信感を募らせた眼鏡のおっさんは、ビリーには任しておけねえ!といざという時の行動に備えます。
それやったところで、何の得もないじゃねえか・・・
あえて言えば、保安局の人間を何人か巻き込める・・・いや、まじで何の意味もないな・・・。
一方、こちらも夜明けまで待つと言いながら、その前に奇襲をかけようとする保安局。
「人質は、”極力”傷つけないように」・・・だそうです・・・。
もう!こいつらもこいつらで!
このまま突入したらマジでバスが爆発するぞ・・・
この状況を唯一分かっているのはアーニャただ一人。
アーニャは立ち上がり、バスジャック犯に立ち向かいます。
ここのアーニャの表情、本当に凄い。
必死さが私にまでダイレクトに伝わってきます。
ということで、今回はここまで!
ビリーが娘が生きていた時は赤いサーカスの活動に否定的だったのは意外でした。
(活動を否定しているというよりは政府から敵意を向けられるのを避けたがってる感じですが。)
あまり詳しくは描かれていませんでしたが、ビリーが赤いサーカスの活動にのめり込んでいったのは復讐心を赤いサーカスの幹部に上手く利用された一面もあったのではないでしょうか。
憶測にすぎませんが・・・
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