前回の最後で、本物の翔お父さんと出会った翼。
しかし、翔お父さんは翼と初対面だという感じを出します。
何となく、そんな気はしてた。
お父さんも記憶喪失になったのかな・・・それともこのお父さんは前のお父さんとはまた別の人?
・・・タイムリープしてる疑惑があったり、簡単に人が記憶喪失になったりとよく分からないんだよなあ、この世界・・
家で、「駅前のバーガー屋で働いている店員さんがお父さんだ!」と言い張る翼。
しかし、当然のことながら家族は誰も相手にしません。
そもそも相手(翔さん)も否定しましたしね。
新お父さんもやんわりと翼の主張を遮ります。
・・・この人、本当に不気味ですね・・・
その後も翼は一人でお父さんのところに通い詰めます。
流石に注文しないわけにはいかないのか、なけなしの金を払って飲み物を買いながら、翔さんとコミュニケーションを取ろうとする翼。
・・・コミカルに描かれてますけど、翼が健気で泣きそうになってきた・・
いつも家族のために必死ですよね、翼は。
他の家族は相手していないのにそれでも必死に通い詰めて・・・うん?
お母さん?
ハンバーガーショップに来たの?
翔さんが声をかけると呆然としたように立ち尽くします。
翔さんの記憶・・・ある?
どうやら、お母さんも何か引っかかるところがあるようですが、その上で翼に本物の翔さんの下へ行くことを止めるように言います。
あんなやつ・・・
この作品が始まってからお母さんが家族のことをこんな乱暴に言ったのは初めてですね。
記憶喪失したこともあって、家族とは遠慮気味に接してた印象があります。
特にお父さんに関しては「あの人」と他人のように呼んでいましたが・・・
その違和感に気づいた翼は、お母さんも何か思い出したのかと期待しますが、
かなり強い言葉で止められてしまいました。
お母さんの、こんな顔・・・初めて見た。
そして、フラッシュバックする「記憶喪失前」の記憶
お母さんの記憶は初めてですね・・・
ここまで言葉も鮮明にフラッシュバックしたのも初めてじゃないでしょうか・・・
・・・あと、記憶喪失前のお母さんの翼の呼び方は「ツバサ」とカタカナなんですね。
特に理由はないのかな・・・
お母さんは最初から、”お父さん”に対して違和感があったようです。
かといって、「本物のお父さんは別にいる!」という翼の言葉を信じたわけではなかったですが。
何かが気になって、誘われるようにバーガーショップにつき、翔さんに出会った瞬間。
この家にいた二人を思い出します。
整理されたテーブルに幸せそうに机に座る二人
・・・乱雑になった部屋に下を向きながら、苦悩する二人。
バーガーショップで翔さんの様子を後ろ目で見るお母さん。
家でお母さんの様子を後ろ目で見ていたお父さん。
「絶対に思い出しちゃだめだ」
思い出すことが苦しみになることを確信するようにお母さんは言います。
「思い出さなければ傷つかなくて済むのに。そのためにここがあるのに」
新お父さんはまるで全てを把握しているように語ります。
・・・いったい何者なんですか?
普通の人にこの家族の実態を把握するのは無理だと思うのですが。
あと、「ここ」がある、ですか・・・まるでこの状況が用意されたものみたいに言いますね。
場面は変わって、あるアパートの部屋に入ろうとする翔さんを見つける翼と詩織ちゃん。
この兄妹、また二人で出かけてるのか。本当に仲いいな!
翼は声をかけようとしますが・・・
部屋の中から子どもと女の人が・・・
・・・・・・え?
いや・・・お父さん、家族いないって。
それを見つめる翼と詩織ちゃんと・・・そして過去のお母さん。
これ・・・後ろの背景を比べると同じ場所ですよね?
「思い出しちゃダメ、思い出しちゃダメ」
翔さんと女の人はどうやら家族ではないようです。
ないようですが・・・
「翔さんありがとう。毎日来てくれるようになって」
お父さんは以前まで、定期的にこの部屋に来ていたことが分かります。
そして、毎日来てくれることを女の人は喜んでいることも・・・分かります。
幸せそうな・・・”家族”の風景。
そのころ、お母さんは・・・
山のようなスナック菓子とカップ麺、菓子パンに埋もれながら、翔さんの店で買ったジャンクフードをむさぼっていました。
まるで何かから逃避するように・・・。
ということで、今回はここまで!
少年漫画でこの展開持ってくるかあ!?
名言こそしてないですけど・・・これ、お父さんは外で他の女性と・・・
あれ、昼ドラだったっけ、この漫画。
まあ、まだ確定はしてないですけど。
やっぱり、大人組の闇はきついなあ・・・今からおじいちゃんとおばあちゃんの闇が怖いよ・・・。
それにしても、より新お父さんの正体が分からなくなってきましたね・・・
・・・傍から見ると、一ノ瀬家をひどい過去から守っているようにも見えますが・・・
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