一ノ瀬家の大罪　第23話　感想　一体どういうことだってばよ・・・。

ちょっと、色々と混乱してきたぜ・・・

小学生のころに家族と一緒に行ったプラネタリウムを夢で見る翼。

この頃はまだ家族と仲が良くて、楽しくて・・・

一ノ瀬家に問題がなかったころみたいです。

そして、現在に戻って・・・いや、この世界自体が夢なのでややこしいですが。

お爺ちゃんに認知症を自覚してほしくないということをお祖母ちゃんは翼に入念に訴えます。

相変わらずこの世界、よく分からねえ・・・

翼の夢の中のはずなのに、夢の中の登場人物は明確に自我を持ってるし・・・

じゃあ、現実のお祖母ちゃんやお爺ちゃんはこの世界に対してどういう認識なんだろうか・・・？

お祖母ちゃんの訴えに「真実を知って夢の外へ出よう！」と考える翼の考えが揺らぎます。

・・・実際に夢から出られなくなったとして・・・それが幸せな夢だったらそこから出たいと思うんでしょうか・・・？

よく物語などで「夢なら覚めなきゃいいのに」という言葉が使われますが、それは現実が辛いと思う人が・・・それなりに多くいるからだと思います。幸せな気持ちのままでありたいなら、都合のいい夢から覚めたくないと思うのが普通な気もします・・・

それでも、人間は無意識に現実を求める生き物なんだろうか・・・？

上手く自分の感情を言葉にできない翼は父や祖父の言葉を借りて、夢から覚めたい建前を用意しますが・・・

・・・いや、まずお前はどういう存在なんだ？

記憶を失う前の翼・・・で良いのかな？

もう完全に別人格に別れてる感じですけど・・・

翼が昏睡状態になって4年・・・でしたっけ？

その間ずっと記憶を失ってた翼が夢の中で存在してれば人格も別になる・・・のか？

でも、これ夢の中の翼が記憶を全部取り戻したら、この暗い翼と同一の存在になるんでしょうか・・・

フッ・・・頭がこんがらがってきたな！

ちなみに小学生の頃のプラネタリウムの話には続きがあり、ウキウキで「また行きたい！」と言った翼にお母さんはこの対応。

一ノ瀬家の歪はこの辺りから始まったんでしょうかね・・・？

・・・えーと、今までの回想から一ノ瀬家がおかしくなったのは、お父さんが仕事をやめて、お母さんとの仲が冷えて、お父さんが不倫をしてって流れでしたよね？

その間に翼はサッカーをやめて、中学校でいじめられて・・・列挙するときついな・・・

今回の回想はお父さんが仕事をやめる前の話になるんでしょうか。

・・・ここにお爺ちゃんの認知症が絡んでくるのであれば、お父さんが仕事をやめたきっかけにもなるんだろうか・・・。

大分ややこしいな！私の頭じゃ整理しきれないぜ！

夢の中でもプラネタリウムに行き、家族と楽しい時を過ごした翼。

そう、彼の望むことは家族と楽しく笑い合うこと。

で、あれば辛い現実を思い出すことなくこのまま夢の中でいれば・・・

・・・この翼は深層心理にいる翼なのかもしれない。

翼が本当に望んでいることを自分で気づかせるために、心の中の自分と会話してた・・・みたいな。

何か迷った時、たまに私もこういうことするときがありますね。自分との対話。

たいてい楽な方向に流されますけど。（私の中には天使はおらず悪魔しかいねえ）

このまま・・・翼は夢の中で過ごしていくことになるんでしょうか・・・

と、思ったら、目覚めちゃったよ！！！！

しかも、記憶を失う前の翼が！！！！

・・・いや、マジで別人格だったのかよ、お前！！！！

ということで、今回はここまで！

・・・混乱してきた。めっちゃ混乱してきた。

え～と。夢の中には記憶を失った翼が夢の中に居続ける選択をして・・・

現実では記憶を失う前の翼が目を覚ました・・・と。

つまり、記憶を失う前の翼が望んでた記憶を取り戻して、目を覚ますということは叶えられたわけで・・・

・・・あれ？

物語の目標、解決してない？

・・・・まず、目覚めた翼と夢の中にいる翼がどういう関係で、それぞれどういう存在なのかをはっきりさせてほしい・・・。私のつたない頭がパンクしそうだ・・・。

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