一ノ瀬家の大罪 第20話 感想 不器用な優しさが心にしみる・・・

一ノ瀬家の大罪

自分はもう祖母も祖父もいないので、今回の話は結構クルものがありましたね・・・。

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お爺ちゃんの不器用な優しさ

今回のお爺ちゃんの不器用な優しさは私の涙腺に来ました・・・。

過去のお爺ちゃんとの記憶を思い出す翼。

・・・過去の記憶なのに、翼がまるでタイムスリップしたかのような反応を見せるのは”夢の中で思い出した過去の記憶だから”なのかな・・・

出典:「一ノ瀬家の大罪」 タイザン5 集英社

状況としてはお母さんに怒られた翼をお爺ちゃんが探しに来たという場面。

しかし、おじいちゃんはそれを決して認めようとはしません。

恥ずかしいのか、照れくさいのか・・・不器用に孫を励まそうとする姿がなあ・・・。

大人になるとこういう大人の不器用さというものに共感できてしまいます。

”大人”という見栄を張りたくなっちゃうんですよ・・・。

そんな見栄っ張りな大人が孫に行った言葉が「感情的になることに意味はない」。

子供には難しすぎるし、子供の感情を否定しているようで冷たく感じますが、この言葉にはおじいちゃんの隠された本音があります。

出典:「一ノ瀬家の大罪」 タイザン5 集英社
出典:「一ノ瀬家の大罪」 タイザン5 集英社

孫に元気を出してもらいたくて、言った言葉が「感情的になっても意味がない」

どんだけ不器用なんだ(笑)

でも、なぜか優しさは十分に伝わってきますね。

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・・・なんか不自然・・・?

前回、翼はこの世界のことを忘れているようにふるまいましたが、今回の話でこの世界が自分の夢の中であることを認めて、再度家族と一緒に向き合うという選択をしました。

・・・展開早いですね・・・

もう一展開あってから、翼がこの世界と向き合うと思ってたんですが。

そして、実は詩織ちゃんとおばあちゃんもループのことを覚えていたようです。

出典:「一ノ瀬家の大罪」 タイザン5 集英社

何だろう・・・なんか違和感。

そして、前と同じように翼は偽お父さん・・・颯太さんに直撃します。

出典:「一ノ瀬家の大罪」 タイザン5 集英社

個人的にこの流れもちょっと違和感あるんですよね・・・。

以前の展開と全く同じ、というところが。

家族の静止を振り切って、颯太に直撃。お爺ちゃんに苦言を言われるも言い返して・・・「教えてよ。颯太さん!(偽お父さん!)」

出典:「一ノ瀬家の大罪」 タイザン5 集英社
出典:「一ノ瀬家の大罪」 タイザン5 集英社

コマ割りまで似てる・・・

ただの演出なんでしょうか・・・

あと先ほど私は詩織ちゃんにも違和感があると言いましたが、その理由がちょっと分かりました。

最近の詩織ちゃんには、詩織ちゃんの意思というものをあまり感じないんですよね。

翼がこの世界の事実に向き合うまでは忘れてるふりをしてた。翼がこの世界と向き合ってからは「実は覚えていた」と言い出した・・・。

そんな器用な子でしたっけ?

物語の展開に都合よく動かされてるような・・・

考えすぎなのかな・・・?

ということで、今回はここまで!

翼がこの世界と向き合うというシーンは、この作品において重要なところだと思っていたので、もっと時間をかけると予想していました。

だからこそ、テンポのいい展開に戸惑ったのですが・・・やっぱり詩織ちゃんの反応に違和感があるんだよなあ・・・

でも元も子もないことを言えば、これは翼の夢なので詩織ちゃんの言動もあくまで翼の頭の中で行われてるんですよね。・・・と考えれば翼の行動に都合が良いような言動をしてもおかしくないのか・・・?

詩織ちゃんには何かあるのか、考えすぎなのか・・・

あ、おばあちゃんは絶対に何かあると思ってます。(断言)


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