黎の軌跡Ⅱ スウィンとナーディアの軌跡 殺しの英才教育を受けた人を殺したくない少年少女

軌跡シリーズ

黎の軌跡Ⅱで本格的に参戦することが決まったスウィンとナーディア

彼らは物語内の小説で初登場し、その後創の軌跡でメインキャラクターとなりました。

黎の軌跡でも重要な組織だったガーデンの”被害者”でもある彼らは黎の軌跡Ⅱでも重要な役割を果たすと思われます。

そんな彼らのこれまでの軌跡をまとめてみました。

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III & IX

スウィンとナーディアが軌跡で初めて出てきたのは閃の軌跡Ⅳで読める小説「III & IX」。

物語中のおまけ要素である小説ではあるもののスウィンとナーディアの出会いからの関係性やガーデンからの脱退の詳細などが書かれており、彼らを知る上で最も重要な媒体と言えます。

ちなみに下記のページで「III & IX」は全部読めます。

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ゼムリア大陸各国でベストセラー! 二人の暗殺者の生き様を描いた冒険小説「3と9」を特別公開!

物語の簡単な内容は幼いころから強制的に所属させられていた暗殺者育成組織ガーデンから彼らが抜け出そうとする話。黎の軌跡でも出てくるメルキオル、オランピア、アリオッチと同じ立場であるガーデンの管理者エンペラーを相手に、組織から自由になるため戦います。

この小説自体はガーデンが出しているものであり、スウィンとナーディアの手配書代わりにもなっているようです。なので、小説の内容がどこまで事実に即しているかは不明なところがあります。

ただ実際に支配者であったエンペラーを二人は殺していますし、登場しているスウィンとナーディアのキャラクターに相違が無いことや「人を殺したくない」という信念も合っていことから、かなり正確に描かれているものだと思われます。

この小説の中ではスウィンとナーディアの関係性も詳しく描かれています。スウィンはもともとナーディアの兄と相棒を組んでおり、組織からの脱退に一度失敗した時にはナーディアの兄がスウィンから”殺される”ことにより組織からの粛清を免れています。そのような背景があるため、スウィンはナーディアの兄代わりになろうと努めますが、男女の関係になりたいナーディアとしては不満を募らせていました。

スウィンがナーディアを妹として扱っていることは周囲にも明らかでした
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創の軌跡

創の軌跡では組織からの追っ手を撒くためにローゼンベルクのお爺さんの下へ。お世話になったローゼンベルクのお爺さんから届け物の依頼を受けたことにより、クロスベル再事変に巻き込まれます。

その時にC(ルーファス)から莫大なミラと引き換えに協力を求められて受諾します。

生真面目なスウィンはCを怪しみながらも「人を殺さない」という条件でCに協力。

「兄代わり」としての使命を果たすべく、ナーディアを第一に考えて行動していきます。

しかし、彼本来の優しさからかCやラピスを警戒しながらも気を許すのも早かったように見えました。

一方のナーディアは表向きだらけきった少女で「何もせずに遊んで暮らしたい」と公言することもしばしば。Cの誘いにも高額のミラを見た瞬間に即快諾します。

しかし、実際にはスウィン以外の誰にも心を許さずにCに対してもスウィン以上に警戒し、気を張り詰めていました。

拷問の手口を生々しく伝えるだけで帝国の軍人を震え上がらせるなど闇の部分がスウィンより濃いナーディア

頭の回転は常人よりはるかに早く、得意なのは状況や敵能力の解析、分析。

その解析能力は「解析完了!」というぶっ壊れ性能を持ったブレイブオーダーでも発揮されます。

使える状況は(偽)エンペラー対戦時限定ではありましたが、ブレイクダメージは8カウントで+700%(他キャラの最大ブレイクダメージはクレアの「インフィニティオーダー」1カウント+400%)、しかも唯一の全能力UP付きという他のキャラのブレイブオーダーの効果を2倍にしても足らないくらいの効果性能を持っていました。

彼女の才は結社のマッドサイエンティストことノバルティス博士の目にもとまり、レンちゃんと同等の評価を受けていました。

その評価が嬉しいものかはともかく、彼女の常人とは違う異常性を示す場面となります。

その異常性がガーデンの異常性と合ってしまったのか、暗殺者としての名残が色濃く残ってしまっているのもスウィンよりもナーディアのほうでした。不意に暗殺者としてのスイッチが入ってしまうことも。

そんな二人はラピスと世界の大罪人となってしまった兄上の旅についていき、本格的にピクニック隊を組んで創の軌跡は終わります。

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黎の軌跡

黎の軌跡ではスウィンもナーディアも出番こそありませんでしたが、彼らが所属していたガーデンは物語に深く関わってきました。

また、オランピアの回想でエンペラーも少し出てきましたね。(声が変わってましたけど

また、ピクニック隊がクレイユ村を訪れた形跡もありました。

主人公であるヴァンもスウィンとナーディアは知り合いのようで、ローゼンベルクのお爺さんへ二人を送り届けたのはヴァンのようです。

EDではその時の画像がチラッと写っていました。

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黎の軌跡Ⅱ

黎の軌跡Ⅱでは序盤からスウィンとナーディアは登場することが決定しています。

彼らの創の軌跡から成長したヴィジュアルも公開されました。

なーちゃん、スカートの丈が短くなってセクシー・・・

いくつかのスクリーンショットも公開されており、二人の関係はそこまで変わっていないことが分かります。

ということで、今回はここまで!

この二人について詳しく知りたい場合は小説のIII & IXを読むのが一番かなと思います。この小説さえ読めば彼らのことは大体わかる。

この二人が出てくるということはガーデン絡みの話がⅡでも続いていくんですかね。

そして、ガーデンの前身の組織であるD.G教団も・・・。スウェンやナーディアを含めるとこれらの組織の被害者が黎の軌跡には多いです。


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