呪術廻戦 148話 「葦を啣む」感想

呪術廻戦

禪院家クズー!!

ちなみにタイトルの葦を啣むとは「葦を啣む雁」という「物事の準備が完ぺきなこと」ということわざからの引用だと思います。真希たちよりも、扇たちのほうが周到に準備していたという皮肉ですかね。

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真希の狙い

禪院家の前当主 直琵人から次期当主に指名にされた恵。本人は当然のように嫌がりますが、真希は当主になるように勧めます。理由は2つ。

①金や呪具を自由にできる。

②ほかの御三家や総監部からの情報が手に入る。

このことで真希たちの今後の動きが大きく変わってきます。

それでも嫌がる恵は真希に譲ると言いますが、「今の自分の力では真衣の居場所を作ってやれない」と断ります。真希が当主になりたかったのは真衣の居場所を作りたかったという目的もあるみたいですね。そのことを聞いた恵は当主になることを受諾。まず、禪院家にある呪具を取りに行くことになりました。

そこで現れたのは見事に乙骨のお使い役となり下がった直哉君!!全く懲りずに真希に対して罵詈雑言を投げかけます。

「答えろや、カス」「何とか言えや、カス」

・・・前から思ってたけどボキャブラリー少なくないかな。もしかして、そんなに頭良くない?

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真希達の父、扇の狙い

武器庫を訪れた真希の目に飛び込んできたのは、空っぽの武器庫、血だらけの真衣、そして武器を持っている父親 扇。どうやら武器庫の武器を頂こうとした真希達の狙いを予測していたようです。

もともと扇たちも恵が当主になることには反対だったが、加茂家、五条家との関係が良好な恵を理由もなく消してしまうと禪院家の立場が危うくなることを危惧していました。

そこで利用したのは「五条悟の封印を解こうとしたものは、罪人とする」という総監部の通達。悟を助けようとするであろう恵、真希、真衣を罪人として殺すことで総監部からの信頼を得ることができ、邪魔者を排除できる算段としたようです。(真希、真衣を殺すのは自分の娘を殺すことで信ぴょう性を持たせるため。)

自分たちの権力闘争のために子供を消そうとするクズ野郎どもめ!!

ただ、この狙いが読めずに渋谷までわざわざ移動した直哉君・・・やはり頭が悪い?

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情のない親子の対決

対峙する扇と真希。「何故、私が当主になれなかったか分かるか?」と扇は聞きますが「子供を殺せるくそ野郎だからだろ。」と真希は吐き捨てます。

得物は互いに刀。真希が扇の刀を折り、勝負あったと思いましたが、扇は折られた刀の刀身を作り(NARUTOのチャクラ刀みたいな感じ?)真希を切りつけます。

「それは子供のお前たちが出来損ないだからだ。」

と涙を流して、扇は言いました。

この戦いの前に母親からも「1度くらい産んで良かったと思わせてよ」と言われた真希さん。禪院家にとっては子供は自分の価値を高めてくれる道具であり、ただ存在するだけでは価値がないのかもしれません。

ここでナナミンから一言

「大人には子供を守る義務があります。」

ナナミンは本当に呪術師として貴重な人だったんだな・・・。

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まとめ

親の策略にはめられた真希さん。FBからすると真希さんは「何かを捨てることによって力を得る」らしいので今回で力が覚醒するのかな?(その場合、何かを捨てないといけませんが・・・)

そして、直哉君のこれまでがこちら!!

  • 伏黒を殺すためにわざわざ京都から東京へ行く
  • お兄ちゃんに返り討ちに会い、乙骨の使いっ走りとなる。
  • 扇たちの目論見を察知できず、東京へ無駄に向かったことが判明。
  • そもそも総監部が出した五条悟の件をちゃんと聞いてなかった。

・・・直哉君、性格うんぬんよりも根本的なところで当主の器ではないのでは?


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