黎の軌跡 感想45回目!
黎の軌跡は人間関係の導火線があちこちにありましたが、(とりあえず黎の軌跡では)多くが火が付かず不発に終わった感じですね。
今回の感想の主役であるリゼットとアニエスもそんな感じでした。
美人メイドがピンチを救ってくれたところから。
いきなり出てきて、その場を掌握し始める美人メイド。
傷ついたヴァンに肩を貸し、立ち上がらあせます。
羨ましい・・・・!
そして、アニエスが曇り顔・・・
いきなり現れた美人メイドに困惑するアーロン達。
美人メイドは自分の所属を話します。
彼女は民間軍事会社 マルドゥック総合警備保障に所属。
マルドゥック社は外国にある警備会社になります。
本社はオレド自治州にあり、「総合警備部門」と「戦術開発部門」の2つがあります。
ヴァンは戦術開発部門の外部テスターとして契約しており、メアや撃剣はマルドゥックより提供されたものだとのこと。
・・・撃剣はともかく、ゲネシスとの共鳴でヴァンの体に異常をもたらすメアが支給されたのは偶然なんですかね・・・?
ヴァンと美人メイド――リゼットは2年くらいの縁になりますが、直接会ったのは初めて。
今回、わざわざリゼット自身が出向いた理由を尋ねます。
1つは、それこそヴァン自身に直接会うことが目的だったみたいです。
特にサルバッドに向かう前の通信では(助手たちに見られていたこともあって、)一方的にヴァンのほうから打ち切ったので心配になったようですね。
それに対し居心地悪く返答するヴァンと揶揄するアーロン。
そして、曇ってしまうアニエス。
アリサやエリィと違って分かりやすく嫉妬しないのが逆に怖いなあ・・・。
そして、もう一つの目的はサルバッド映画祭の現地調査。
元々、映画祭といえば2か月前に行われるはずだったメッセルダム映画祭の方が格式も注目度も上でしたが、テロ予告と相次ぐ不審火でメッセルダム映画祭は中止。
今年の映画祭は新しく開催されるサルバッド映画祭のみとなり、想定以上に注目を集める結果となりました。
この一連の流れに恣意的なものを感じたマルドゥックは共和国の安全保障を見直すために調査を開始。
もっと言えば、共和国でマルドゥックの力がいるような安全の危機を改めて調査。正確に予測し準備することで、莫大なビジネスチャンスをつかもうとしているようです。
マルドゥックは高度にビジネス化された猟兵みたいなものですかね・・・。黒月のように策をめぐらす赤い星座と考えると怖いなあ。
そんなマルドゥック社のSCに対し、あっさりと裏解決屋との協力・同行を認めるヴァン。
そして曇り顔のアニエス。
リゼットが出てきてから明らかに曇り顔が増えたな・・・
ヴァンとしてはアルマ―タの影や先ほどのグレンデル化の暴走なども考えて打てる手は全て打っておこうというスタンス。
リゼットはシャードの知識・取扱いに関しては専門家といってもよく、ヴァンのグレンデル化に対しても何らかの調査・対策を行っていきたいと言います。
外部の人間である自分が同行することの無茶を弁えた上で、真摯にお願いをするリゼット。
その態度に心打たれたのかアニエスをはじめとして裏解決屋の面々はリゼットの同行を認めます。
アニエスとしてはヴァンの負担を軽くできるかもしれないというのも大きかったのかな・・・
夜行動となり(夜と言っても18:00ですが)より分かりやすくテンションが上がるアーロン。
そんなアーロンを無視して、マイペースに仕事を進めようとするヴァンと新入りなのになぜか裏解決屋としての仕事の段取りを完璧に把握しているリゼット。
できるメイドというより、できる女秘書みたいな感じだなあ・・・
でも軌跡シリーズのメイドさんって、秘書も兼任している人多かったな。
そんなリゼットを前にして、またもや曇り顔を見せてしまうアニエス
ヴァンの助手という立場を奪われる危機感を感じているのかな?
ということで今回はここまで!
ストーリー全編を通して言うと、エレインよりもリゼットに嫉妬するアニエスが多いのは面白かったですね。
というか、エレインとアニエスが正面からぶつかることがあんまり無かったんだよなあ・・・。分かりやすく盛り上がりそうなシチュエーションだけど・・・。
わざと避けたのかな?
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