ウマ娘 シンデレラグレイ 第144R 感想 彼女の挑戦自体を否定することは・・・

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イナリワンの勝利で幕を閉じた有馬記念。

写真判定までもつれたクリークとイナリの勝負に場内が沸く中、ふと順位を見ると・・・

怪物オグリキャップが5位。この結果にざわめきが起こります。

出典:「ウマ娘 シンデレラグレイ」 漫画:久住太陽 脚本:杉浦理史&Pita 漫画企画構成:伊藤隼之介 (原作:Cygames) 集英社

掲示板に載る・・・って言うんでしたっけ? 一応、5位以内という上位には入ってるのに、この結果が信じられないという雰囲気になることは異常のようにも感じられました。

同じウマ娘である私の推し(無駄情報)のヤエノムテキですら、困惑していましたね。しかし、彼女はオグリの順位にショックを受けるとともに安心もしていました。「彼女も私と同じ生物なのだ」と。ヤエノムテキの言葉に嫌味なんて一つもないことが、私の中で逆にきつかったですね。オグリという雲の上の存在が地に落ちたことを意味しているようで・・・。

一方、今回の結果で「連闘はさせるべきではなかった」と改めて後悔するろっぺい。ろっぺいも今回の結果を全く予想しなかったわけではなく、オグリに対して彼なりのフォローはしてきたわけですが・・・世間全体が作る「怪物」オグリキャップという流れに乗って暴走するオグリを止めることはできませんでしたね。

出典:「ウマ娘 シンデレラグレイ」 漫画:久住太陽 脚本:杉浦理史&Pita 漫画企画構成:伊藤隼之介 (原作:Cygames) 集英社

そして、今回の敗戦の原因として、必ず付きまとうであろう「連闘」をオグリに許可してしまったことに対して、ろっぺい自身が罪を感じてしまいます。

しかし、会長は言います。

「結果だけを見て「やらなければ良かった」と切り捨てたくはありません。」

すべての責任を「連闘」に押し付けるのは安易ではないかと。そして、その連闘によりオグリキャップが作り出した名レースがあったのも確かです。もちろん、そのレースに感動した観客がいたことも。

ろっぺいもオグリもそのことには誇りを持ってほしい、と会長は告げました。

有馬記念だけで、マイルCSやJCの感動までも否定するのは酷ですよね・・・。そこに関しては素直に称えられて欲しいです・・・。

ということで、今回はここまで。

私は競馬に全然詳しくないですが、当時のこの連闘について批判的な意見は多く見ました。それに対するシンデレラグレイの答えが今回の会長の台詞なのかな、と思います。

結果だけで批判するのは簡単。しかし、挑戦したことで得られたことまで否定しないで欲しい。

ウマ娘と違って人に意見を言えない馬の場合は全然状況が違うと思いますが、これも賛否ある「連闘」に対する一つの意見なのかなあ・・・と感じましたね。

合ってる、間違ってるは分かりませんが、私もそうであってほしいなとは思いました。

出典:「ウマ娘 シンデレラグレイ」 漫画:久住太陽 脚本:杉浦理史&Pita 漫画企画構成:伊藤隼之介 (原作:Cygames) 集英社

・・・しかし、会長の大人の女性感が凄い。
制服、似合わねえ・・・いや、ある意味、似合ってるけども。

ろっぺいとお似合いでは?とちょっとだけ思ってしまった。

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