表紙の煽り「誰かが嘘をついている。」
・・・全員嘘ついてない?
突如来る眠気・・・そして”ぱちぱち”
どんどん言葉が強くなる警告文が怖かったですね・・・
2枚目では!マークをつけて・・・3枚目は「これ以上」という枕詞をつけて・・・
書いてる人の焦りも伝わってきます。これ以上翼が夢について調べようとしたら何してくるか分からないって怖さがありますね。
・・・それにしてもわざわざカタカナで書くのは何でだろう・・・脅迫状っぽいからかな?
警告文とともに明らかになったのは、翼が絶対に逆らえない眠気。眠いわけでも無いのに眠ってしまうという自分の異常な状況に気づきます。
そういえば、夢の中でも急に場面転換することがあったような・・・夢だからだと思ってましたが、あれも、この逆らえない眠気と何か関係あるんだろうか・・・
そして強烈な眠気と聞いて思い出すのはあの飲み物ですね。
事故があった日にお母さんが飲ませた飲み物。夢の中でお父さんが”リセット”するために家族に飲ませた飲み物。お父さんの時はいつの間にか家族全員が静かに気を失ったように眠ってましたよね・・・。
誰が警告文を出したのか。誰が翼の眠気を誘ってるのか・・・。この二つをしているのは同じ目的があるんでしょうか? でも夢を詮索するなと言ってるのに、夢の中に入っちゃう眠りに誘おうとしてるのはなんとなく違和感がありますね。まあ、放っておいても勝手に寝るから夢に入るのは分かるんですが・・・。
犯人の第一候補は、もちろん明らかに怪しいお祖母ちゃん。
表情の変化の仕方が明らかにサスペンスドラマの殺人犯なんだよなあ。
怪しいと言えば翼が目覚めてから一向に心の中が見えない両親も怪しいんですよね。翼が主観になったから当然といえば当然なのですが・・・なんか本心を一切見せてくれていないような気がします・・・。
怪しい人物だらけの一ノ瀬家。その中で夜中、翼の部屋に出入りしていたのは・・・詩織ちゃん!!!
そんな・・・お兄ちゃんを夜這いに!?(違う)
警告文を置いてたのは詩織ちゃんなのかな・・・?
そして、翼に薬を仕込んでいた人物も判明・・・
お母さんかよ・・・
そして翼が昔を思い出す時に出てたパチッて音は薬を取り出す時の音なのかよ・・・!!!
なんか生理的に嫌なんだけど!!!
翼への警告文と眠気を誘う薬の仕込み・・・お父さんも関わってそうな気がするんですよね・・・というか家族全員関わってる気がする。
でも目的が全然分からないですね。警告文はまだしも、眠りに誘う薬に関しては一体何がしたいのか・・・。
夜に翼に起きていられると都合が悪いのか、それとも薬が夢への導入剤になってるのか・・・
夢と連動する”現実”
夢と現実の区別があいまいになっているような感じも怖かったですね・・・
夢の中で現実のことに対して警告してくる颯太さん・・・はまだ違和感なかったですが(今までも似たようなことあったし)。
この夢を見ることを「約束」と夢の中で言ってきたお祖母ちゃんにはゾッとしましたね
ホラーかよ・・・夢のお祖母ちゃんと現実のお祖母ちゃんが明らかにリンクしてるんですが・・・
最後のお母さんの言葉もまるで翼が夢を見ることを望むかのようにも聞こえましたし、もしかして家族全員夢のことについて知ってるのでは・・・?
なんか家族が全員不審に見えて、中嶋との会話が唯一の安全な場所に見えてきましたね。
やはり時代は翼×中嶋・・・!!!!
ということで、今回はここまで!
誰が犯人なのか分からないミステリー!
・・・家族全員犯人っぽいですが。というか、この世界自体がやっぱりおかしくないかな?
特に、両親は翼が昏睡状態の時とは様子が違う気がするんですよね・・・。あの時のお母さんが翼に薬を仕込むとは思えないし。
誰も・・・もしかしたら中嶋でさえも信じられないかもしれない、この疑心暗鬼な感じ。
このミステリーサスペンス感がたまらない!(大好物です!)
最近は夢か現実か分からない、この曖昧さも面白くなってきましたね~。
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