「葦を啣む-参-」呪術廻戦 150話感想

呪術廻戦

真依の遺言通り、禪院家を崩壊させていく真希。

内容は凄く面白かったですが、2ページほど下書きで載っていました。芥見先生の体調が凄く心配です。

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禪院家2つの部隊

「呪術廻戦」 芥見下々 集英社

躯倶留隊・・・術式を持たない男児が入隊を義務化されている。日夜、武芸を叩き込まれる。

炳・・・準一級以上で構成された禪院家最強の集団。

真希は高専に行く前は躯倶留隊に所属していた模様。男児が所属を義務化されていた部隊に入っていたのは、多分真希さんの意志かな?

躯倶留隊の隊長が、扇が殺されたのを聞いて、寝込みなどを襲ったのだろうと推測します。「真希にだってそれくらいはできるだろう」。このセリフから、躯倶留隊の中でも真希は実力的に劣っていたことが分かります。

ちなみに「躯」は体を示し、「倶」は共にすることを、「留」はとどめることを意味します。穿った見方をすれば使えない体を「括って」一つにまとめたという印象が躯倶留隊という名前から感じられました。

一方、炳は明るく輝くを意味する言葉。隊の名前からも格差が感じられます。

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「全部壊す」

「呪術廻戦」 芥見下々 集英社

扇を殺したことで暴走したとみなされた真希。まず、躯倶留隊が襲い掛かります。

ここにきて真希は双子二人でおとなしく落ちぶれるのが正解だったかもしれないと考えます。しかし、もう真依はいません。そして、真依の最期の言葉は「全部 壊して」。

パパ黒のように覚醒した真希。躯倶留隊をあっという間に惨殺します。

そこで現れた術式を使える炳。まず長寿郎と呼ばれるどっかの世紀末のような髪型をしているおっさんがどっかのちびの錬金術師のように圧倒的物量で巨大な両手を作り出し真希を合掌するようにしてつぶします。しかし、真希には殆ど効かず。

次にどっかの水をかぶると性別が変わるような髪型をした蘭太が巨大な目のようなものを出現させ金縛りのように真希の動きを止めようとしますが、完全には止まらず。真希はその目のようなものを切りつけると、蘭太の目にも傷が入ります。甚一が蘭太を気にかけるように立ち止まりますが、蘭太は「構うな」と言います。

「今の禪院家があるのは甚爾さんの気まぐれのおかげ。」

「あの人と同レベルになった真希は、今ここで殺さなくてはいけない!」

その言葉にこたえるように甚一は複数の拳を真希に突き出し、それは巨大な拳となって真希を襲いました。

「やりましたね、甚一さん」

そうつぶやいた蘭太の横には、甚一の生首を持った真希がいました。蘭太の目はもう何も見えていませんでした。

「呪術廻戦」 芥見下々 集英社

「非道いなあ。人の心とかないんか。」

と直哉が声をかけてきます。

「ああ、あいつが持ってっちまったからな」

真希は答えました。

・・・お前が言うな、直哉(笑)

蘭太の言葉から、やはりパパ黒は禪院家をぶっ壊せる力を持っていた模様。それをしなかったのは、面倒くさかったのか、ママ黒と出会ったからなのか・・・。

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まとめ

正直、真希さんが惨殺していくところは、ひどいなあと思うよりも爽快感のほうがありました(笑)。

最後、余裕そうに出てきた直哉くんですが、例え今の真希を倒せると確信してたとしても、禪院家は半分崩壊している状況。現状、当主になっても特に旨みは無いような気がしますが、その辺りは何か考えがあるのか。

・・・ないんだろうな・・・。直哉君だしな・・・。


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