日本ファルコムは2021年9月期 決算短信にて、同社の人気IP『軌跡』シリーズの最新作(黎の軌跡2?)を2022年9月以降に発売すると発表したようです。
まあ、今までの軌跡シリーズの発売の流れからして、私の予想通りですね(どや顔)
2004年 英雄伝説 空(そら)の軌跡 FC |
2006年 英雄伝説 空の軌跡 SC |
2007年 英雄伝説 空(そら)の軌跡 the 3rd |
2010年 英雄伝説 零(ぜろ)の軌跡 |
2011年 英雄伝説 碧(あお)の軌跡 |
2013年 英雄伝説 閃(せん)の軌跡 |
2014年 英雄伝説 閃の軌跡II |
2017年 英雄伝説 閃の軌跡III |
2018年 英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA- |
2020年 英雄伝説 創(はじまり)の軌跡 |
2021年 英雄伝説 黎(くろ)の軌跡 |
零・碧、閃1・閃2、閃3・閃4とこれまで軌跡シリーズは2年連続で新作を出してきています。
(創・黎は開発チームが若干異なるので除外)
RPGの開発期間が長期化している中で、このように2年連続で新作を出せる理由は前作からの流用による開発負荷の軽減。
例えば、碧の軌跡では登場してくるキャラクター・フィールド・設定の7・8割は零の軌跡でも出てきており、1から作り上げる労力が軽減されたことで、零の軌跡から碧の軌跡までの期間が1年という短い期間にすることができました。(閃1・2、閃3・4も一緒ですね)
これは別に私の妄想ではなく、過去に近藤社長がインタビューで述べていたことです。同じように前作からの流用を行った空の軌跡SCが受け入れられたことで、このような開発スタンスになったとのこと。(ちなみに空の軌跡は単にストーリーが長くなりすぎて、途中でも良いから製品として出せと言われてFC、SCに分けた模様。)
テイルズでも同じことをしていた時期がありますが、
2011年 | エクシリア |
2012年 | エクシリア 2 |
2015年 | ゼスティリア |
2016年 | ベルセリア |
どうしても流用元となる1作目(エクシリア・ゼスティリア)のクオリティの詰めが微妙になったり、微妙な1作目、完成された2作目という流れが続いたことで、2作目の評判が良くても微妙な1作目からはやる気は起きないという評判と売り上げが比例しない状況になってしまったりとなってしまいました。
代わりに、1作でしっかりとRPGを作り切るというスタンスに戻したアライズが大成功しましたね。
話がそれましたが、軌跡シリーズの今までの開発スタンスを考えると来年に新作が出るのは予想通り。十中八九、黎の軌跡の続編になると思います。
気になるのは主人公。こちらもヴァンでほぼ決定だと思いますが・・・。個人的にはヴァンに凄く愛着が湧いているので、変化球的に主人公を変えてくるのは勘弁していただきたいところ・・・。
あと、個人的な予想ですが、零⇒碧の時のようにもしかしたら絵も変わるのではないかと
どちらの絵が良い悪いとかではなく、単純に閃の軌跡の絵師さんのほうが筆が早そうな感じがするのでスケジュール的に・・・というところです。重要キャラだったディンゴとかユメちゃんとかに立ち絵が無かったのもちょっと気になったんですよね・・・。
軌跡シリーズのほかで言えばイースシリーズも動いてるとのこと。個人的にはfalcomはイースの次回作から次世代機(PS5)に移ると予想します。流石にイベントシーンでの場面切り替えのロード時間の長さが致命的になってきたので軌跡シリーズも早めにPS5に移ってほしいと切に願っています。(黎の軌跡の続編は多分PS4だろうけど)
新規IPの開発のうわさもありますが、こっちはもっとヘヴィーなゲーマー層を狙ったものになるのかな? 昔からfalcomにいるベテランたちはダークソウルが出た時に「何故、うちがこういうのを作らなかったんだ!」と嘆いたそうですからね・・・。近藤社長もゆくゆくはそういう「昔ながらのfalcom作品」を作っていきたいそうです。
と、何かまとまりのない駄文を書き連ねましたが、結局何が言いたいかというと
「予想通りだったけど、来年続編が出そうで良かった~!」ということです。
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