久しぶりにリィンが主人公ではない軌跡シリーズが開幕。
ちょっと不安もありましたが、ヴァンはリィンとはまた別ベクトルで優しくカッコいい主人公で魅力的です。
また、個人的な感想ですが、久しぶりにモブキャラクターに話かける楽しさも戻ってきたように感じます。
マフィアと半グレの争い
8月の終わりからの始まりとなります。
閃の軌跡ⅠやⅢが4月からの始まりだったので少し新鮮です。零の軌跡はどうだったっけ・・・?
分かりやすく悪い奴ら同士の取引からスタート
大人の悪い人たちと、不良たちを見てるとクロスベルを思い出しますが、共和国の方が大分暴力的。
特に半グレの方がクロスベルの不良たちと違って青臭い理想などがないため、やっていることは完全に犯罪。半グレが更生するところは想像がつかないですね。
そんな彼らの取引はものの受け渡し。
マフィアが半グレに指定のものを強奪させ、金と交換する予定でした。
しかし、半グレたちは最初に約束したお金の2倍以上を要求。
マフィアたちに対して強気の交渉であり、何か策でもあるのかと思えば・・・
特に何もありませんでしたー!
あっさりマフィアたちに返り討ちにあいます。・・・半グレ、思った以上に頭が軽いぞ・・・。
しかし、その時に警察が乱入。場が混乱したすきをついて
第3者の何者かが荷物を奪います。
初っ端から治安の悪さが伺えるはじまり。国の治安維持組織等が不穏だった帝国に比べると、共和国は治安維持組織が抑えられない無秩序な治安の悪さが伺えます。ますます、クロスベルっぽい。
あとなぜか冒頭のこのシーンのグラフィック・モーション等の完成度だけガクンと下がっており、創の軌跡とそんなに変わらなくない?と思ってしまいました・・・。
何で冒頭のシーンに力入れなかったんだろう?
古いオーブメントの捜索依頼
そして、主人公の初登場シーン。
ここの端末を操作する指の動きで「進化してる!」と思いました。冒頭の抗争シーンは何だったんだ・・・
そして、(私の中での)真のメインヒロイン ユメちゃん登場!
ユメちゃんの言動が可愛すぎるんですよね。おませでしっかりしているんだけど、子供らしい純粋さも兼ね備えています。あと、ユメちゃんのモーションは明らかに気合が入っている気がする。
こちらは正真正銘のメインヒロイン アニエスが登場。
ノートPCのようなもので調べ物をしていました。
もう、文化のレベルは私たちの社会と大差ないです。空の軌跡のころは映像装置すらなかったはずですが・・・
アニエスちゃんはどこかの古物商から強奪された古いオーブメントを探してもらうために、アークライド解決事務所―――裏解決屋(スプリガン)を訪ねます。
訳あり客以外お断りって(笑) よく警察が踏み込んでこないな。
主人公のヴァンはアニエスに遊撃士や警察ではなく、スプリガンに頼み込んでくる意味を理解しているのか尋ねます。真っ当な事務所ではないが本当に良いのか、と。
明らかに場違いなアニエスに対してもしっかり話を聞いて、丁寧に対応しているのが意外でした。結構分かりやすく優しいんですよね、ヴァン。
それに対して、しっかり理解していると答えるアニエス。
もう一つ意外だったのはアニエスがかなりしっかりしていること。見るからに箱入り娘という感じのアニエスですが、馴染みの無さそうな裏社会に対して戸惑うことはあれど、過剰に反発することはありません。
零の軌跡のお嬢(エリィ)に似た冷静さがありますが、潔癖な部分はアニエスの方が薄いかもしれません。
アニエスはザイファという最新のオーブメントをを持っておりヴァンがびっくりしていました。
逆に言えば、最新式でなければオーブメントが一般にも普及していると言うことですね。ますますスマートフォンじみてきたな・・・
この手の相談は遊撃士の方が良いんじゃないかと親切心で言うヴァンに対して、答えづらそうに「それはできない」というアニエス。間違いなく「訳あり」っぽいです。
あまり乗り気ではないヴァンでしたが
そこにアニエスが差し入れで持ってきたケーキがクリティカルヒット!
甘いもの好きなのは事前情報で知っていましたが、予想の3倍くらいのアクションの高さに笑いました。
胡散臭い情報屋との接触
ケーキにつられて(本人は否定)、古いオーブメントの捜索を行うヴァン。「周りの人を巻き込むろくでもない」情報屋に話を聞きに行きます。
初っ端から胡散臭い人に話を聞きに行くな・・・
そして、本当に胡散臭い奴が登場!
探し物に関して、情報提供を求めるヴァン。
それに対して胡散臭い男のジャコモは、ヴァンの目の前で依頼人のアニエスにこっちと取引しねえかと交渉を持ち掛けます。
それをしっかりと断るアニエス。
おっとりしてそうなアニエスを騙そうとしたジャコモですが、あっさりと断られます。
この辺もアニエスちゃんはしっかりしてるよな・・・。
ジャコモの反応を見て、探し物の当事者であることを悟ったヴァンはジャコモの後を追跡することにします。
ヴァンはリィン並みに勘が鋭いんですよね・・・。そして、リィン以上に(意地悪く)利用するのに長けています(笑)
アニエスには待っているように言いましたが、どうしてもついていきたいとお願いされたため、アニエスちゃんと同行してジャコモを追います。
こういう場合はヒロインが邪魔に感じることも多いのですが、アニエスは自分の立場をちゃんとわきまえているので全く邪魔には思えませんでした。
結構、精神的に大人なヒロイン。
そんな中、ジャコモは第6世代のオーブメント ラムダのステルス機能を使い、魔獣を避けながらアジトに戻ります。
明らかに小物なおっさんですが、割と抜け目ないところがあります。
そして、冒頭で奪った物―――アニエスが探していたオーブメントを使っての金もうけの算段を始めます。
ここで、アニエスを利用することも考え「上手くいけば、他にも色々楽しめそうだ」と下世話なことも考え始めました。
軌跡シリーズではこういう下世話な話をほのめかすこともありましたが、黎の軌跡では表現が直接的になっている感じがしますね。
しかし、一足先にアジトに潜入していたマフィアたちがジャコモに襲い掛かってきます。
今回の裏社会の奴らは本当に抜け目ないな・・・。
襲われるジャコモ。まあ、でも軌跡シリーズは大きなイベントでもない限り、明確に人の死を描写しないから大丈夫でしょう!
って死んでるし!?!?!?
軌跡シリーズで、これだけ簡単に人が死ぬのは珍しいような・・・。
前に近藤社長が「若いスタッフが入ってきて容赦が無くなってきた」と語っていましたが、その影響ですかね・・・。
というわけで今回はここまで。
直近でプレイしてたアライズがあまりにもクオリティが高かったため、黎の軌跡を楽しめるか心配でしたが、気づけば6時間夢中でプレイしていました。
爽快に楽しめるアライズとは、また楽しみ方が違う感じはしますね。
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