推しの子 第百三話 スキャンダル 感想 10代に背負わせるには重すぎる・・・

推しの子

週刊誌の記者に突撃されてしまったカナちゃん。

出典:「推しの子」 赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

この顔だ・・・

この顔をおかずにご飯を何杯でも食べられるぜ!(オイ)

かなちゃんも、すぐに何のことか察します。

出典:「推しの子」 赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

うるせえ!

そして、怖え!

有名人になったら、こんな風に記者が突撃してくるのか・・・

私も将来気を付けないとな・・・!!!(まったく何の意味のない心配)

錯乱して事務所に連絡もできなくなってしまったカナちゃん。

出典:「推しの子」 赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

社長もいつになく取り乱してますね・・・

まあ、しょうがないですね。

マジでかなちゃんのタレント人生の危機ですから。

出典:「推しの子」 赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

・・・まあ・・・大人もそんなに強くないですしね。

10代ならなおさら・・・

「幼くて脆い子供たちを食い物にして、責任と重圧を押し付けすぎている」

私はアイドルファンではないですが、たまに10代の少年・少女たちにすごいことやらせてるな、と感じることがあります。

大人でも、ちゃんとした人なんて数えるほどしかいないのに、10代の子たちに完璧を求めるという構図が凄く歪に感じる時がありますね。

あくまで、アイドルという業界を外野からちらっと見た時の印象にすぎませんが。

一方、かなちゃんの頭の中にはファンの罵詈雑言あふれてきます。

出典:「推しの子」 赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

ひでえええ・・・

・・・純粋な疑問として、アイドルってどういう立場なんでしょうか・・・

恋愛してはダメ?

異性を対象にした人気商売だから、ということですかね・・・?

裏切られた・・・と言うのが正直ピンとは来ないんですが・・・

ファンに疑似的に恋をしてもらうお仕事って言う立場なのかなあ・・・

難しいですね。

9割は謂れのない罵倒が頭をよぎります。

出典:「推しの子」 赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

しかし、一部にはささる”本音”の部分も。

今回の件で、かなちゃんが改めて思うことは自分は純粋なアイドルではないということ。

出典:「推しの子」 赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

口も性格も悪く、ファンのためとか綺麗ごとを信じて活動することもできない。

絶望的にこの世界に向いていない。

最近、感じてはいても我慢していたことが今回の件で濁流のように心に押し寄せてきました。

もう、完全に心がくじけてしまったかなちゃん。

つい

出典:「推しの子」 赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

アクアの名前を呼んでしまいます。

おお!これで、アクアが助ける展開か!

出典:「推しの子」 赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

・・・あれ?

なんか、予想していないかなちゃんの反応が・・・。

自分がしんどい時だけ男に縋ろうとしていることに気づき、かなちゃんのプライドがそれを許さなかったようです。

出典:「推しの子」 赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

かっっっけえ・・・・・・

かなちゃん、超イケメン。

そしてプライドが高い・・・

「枕だの売女だのさんざん言われるんだろうな」と覚悟するかなちゃん。

出典:「推しの子」 赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

幼稚園児にその言葉を浴びせるのはまずくないでかね!?

怖いよ、この業界!!!!

「そもそも私はファンのことなんて好きじゃないんですけど!」

ストップ!

流石にアイドルがそれはマズイ!

心の中では思ってる人もいるかもしれないけど、声に出しちゃダメ!

そんなかなちゃんを後ろから見つめる人物が・・・・。

出典:「推しの子」 赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

・・・その割には、こんな所まで探しに来てるんですね・・・

あと、俺なんか必要ないって言う割には、また助けようとしてるし・・・

色々と矛盾してない? アクアくん?(ツンデレ?)

ということで、今回はここまで!

今回のスキャンダルはアクアがかなちゃんに気づかれないように解決するんですかね。

それはそれでモヤモヤするなあ・・・

でも、ここまで言っておいて、かなちゃんに気付かれても・・・う~ん・・・


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