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バイトは元社長
苺プロに新戦力が!
・・・ヤクザと愛人かな?(率直な感想)
普通のヤクザと愛人と違って力関係は逆転してますが。
それにしても壱護さん、その顔の傷は・・・いや、予想ついたんで説明しなくても良いです。
バイトくんの仕事は苺プロの仕事の取りまとめ、全体の仕事を管轄すること。これにより、ミヤエモンがルビーとアクアの二人に集中することができ、問題児二人の面倒を見れることに集中できます。
フムフム、なるほど・・・
・・・会社のトップの職をバイトで雇いやがったのか・・・
本音としては壱護に社長として戻ってもらいたいんでしょうけど、バイトということにしたのはミヤエモンのプライドでしょうか。これくらいで許すのは、大分優しいかもなあ・・・
さて、元社長が戻ってきてくれたことで得られるメリットは、ミヤエモンの負担の軽減・・・具体的に例をあげれば所属タレントの方針を相談する人ができたこと。タレントの仕事の選び方に対する二人のスタンスの違いもいい具合にマッチしていました。
ルビーに舞い込んでくる仕事を断ることなく・・・悪く言えば八方美人のところがあったミヤエモンに対して、壱護はもっとドライ。所属タレントが輝ける仕事を選んでいきます。
仕事のえり好みをしているうちにルビーの旬が過ぎたら・・・というミヤエモンの不安に対し、
やだ・・・カッコいい!
顔の絆創膏が無ければもっと格好いいのに!
やはり天才アイドルのアイをプロデュースした経験は大きそうですね。芸能界というデカくて不安定な業界に対しても壱護は臆することなく堂々と向き合っています。
そんな元社長の仕事ぶりに、「やっぱり私は社長に向いてなかった」とつい弱音を吐いてしまうミヤエモンですが、ミヤエモンはミヤエモンで周りとの関係性を大事にして、カオスな芸能界で誰とももめずに芸能事務所を切り盛りしたバランス感覚の持ち主。壱護とは違う方向で優秀な社長でした。
ミヤエモンのバランス感覚には個人的にも天才的なものを感じます。
なんせ、あの問題児二人の親代わりをして、芸能人としてもしっかりと売り出したわけですから。
ドライで結果主義の壱護と、周りとバランスを保って協調していけるミヤエモン。
奇しくも、この夫婦二人の組み合わせが苺プロとしては最適だったということですね。
・・・とっとと、より戻せばよかったのに。(身もふたもない)
ルビーさん・・・お前の闇はどこ行った?
壱護さんの復帰を素直に喜んでいたのはルビー。
親戚の叔父さんに懐いている子供みたいな態度で接していました。
お前・・・ちょっと前まで壱護さんを利用する悪の立場にいなかったか? という疑問が生まれましたが、それはさておき。ルビーは壱護が事務所に戻ることになったのは、アクアに嵌められたからだと知ります。
やっぱりアクアかあ・・・あいつ、本当、裏でコソコソ悪だくみしてるなあ(言い方が悪い)
素直に壱護に頭を下げたらすぐ戻ってきてくれたような気もしますが、アクアがそんな素直な人間だったらここまで女生との人間関係こじれてねえかとも思います。
そんな兄の行動を知ったルビーはこの反応。
うぜえ(直球)
闇ルビーの時には、「早く・・・早く、元に戻ってくれ!」と思ってましたが、光に戻っても自分を中心にして妄想を暴走させるのは変わらないので面倒くさいですね。
むしろ、ポジティブな方向にベクトルが向いてる分、ネガティブな私にはこっちの方がついていけないかもしれない・・・
あと、「早く人を頼れるようになると良いねっ!」はちょっとなあ。自分に頼ってくるように頑張ってくれよ・・・。
そういえば、ルビーはこういうちょっとおバカな暴走癖のある子だったなあと思い出しちゃいました。
・・・なんか、初期と比べて特に成長してないような気がするのは私だけでしょうか・・・?
一方、妹を(狙い通りかどうかは知りませんが)光側に戻した兄の心は割と危機的状況。
そのことに明確に勘付いていたのは壱護のみ。
今から、大人のケアでアクアを救えるのか・・・それとも手遅れなのか。
壱護のいう「壊れてる」がどういう意味なのかも含めて気になるところです。
ということで、今回はここまで!
・・・アクアが追い込まれてるのに、割とルビーやかなちゃんはこれまでの作中の中でも割と明るくて楽しそうなのが個人的に引っかかるんですよね・・・
しかも、二人とも割とアクアに迷惑をかけてからのこれですからね(特にかなちゃん)・・・もうちょっとアクアに寄り添ってあげるとかしてほしい。
このヒロイン二人は良くも悪くも自分のことで精一杯って感じがしています。
やはり、あかねちゃんがナンバーワンということか・・・(それはお前があかねちゃん派なだけ)
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