推しの子 第百三十九話 感想 人を狂わせるルッキズムがもう一人・・・。

推しの子

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遂に演じられるアイとカミキヒカルが出会うシーン。

ルビーとアクアの両親が出会うシーン。

ルビーとアクアの大好きな人と、憎むべき存在が出会うシーン。

周囲にも緊張感が走る中、私が真っ先に目についたのは・・・

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

人妻役のフリルちゃん、妖艶で良いね!!!!

素晴らしい!素晴らしいよ!!!その色気!!!

高校生にやらせる役じゃねえだろ、と思わなくはないけど、グッドキャスティングだぜ!!!

はっ。いかんいかん。ここはシリアスなシーンだった。

読者側ももうちょっと緊張感をもって読まなくてはいけないですね!

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

お前も緊張感ねえのかよ。

ルビーがいるとどうしてもシリアスになり切れないですね。良くも悪くも。

こんな子がちょっと前まで暗黒面に落ちてたんだもんなあ・・・元のおバカさんに戻って良かった、よかった。

・・・いや、冷静に考えるとルビーは情緒不安定すぎませんかね? 少し心配になってきたぞ。

ちなみに、人妻フリルちゃんと兄バカルビー以外で気になったのは、姫川さんとアクアの仲が良すぎるところですね。

あのアクアが姫川さんだけにはちょっと甘えるような態度をとるところは、こう・・・グッときますね(え?)正直、アクアとルビーよりもよほど兄弟っぽく見えます。

まあ、ゴロー時代も合わせれば、アクアの方がずっと年上なんですが。そこは考えるだけ野暮ですかね。

さて、ルビーが兄に惚気てしまいましたが、撮影は進みます。

アイが姫川家族とカミキヒカルと出会います。演技初心者のアイの指導役となったのは年齢が近いカミキヒカル。カミキヒカルはあのアイが見惚れるほどの美貌と、そして可愛らしい幼さを持った少年。アイはルッキズムの源とまで表現していました。

ちなみにルッキズムは「外見至上主義」という意味ですよ、皆さん!知ってましたか!?

私は知りませんでした!(調べた)

カミキヒカルの印象が今までと違い、ちょっと困惑しましたね。今までは猛毒を持ったサソリみたいなイメージでしたが、この頃は守ってあげたくなるような子犬みたいな印象を受けます。

同性ですらそんな印象を持ってしまうカミキヒカル。周りの異性が放っておくわけがありませんでした。

出典:「推しの子」赤坂アカ×横槍メンゴ 集英社

・・・こわっ(素直な感想)

え~。姫川さんのお母さんからアプローチかけてたのかよ・・・。これまでにそんな説明ありましたっけ? 忘れた(記憶力皆無)

しかし、姫川さんは自分の実の母親が未成年に手を出すというノンフィクション作品の、自分の実の父親役を演じるということですか・・・

え、めっちゃきつくない?

ということで、今回はここまで。

思った以上にドロドロしてて、ちょっと引いちゃいましたね。

まあ、美人な人妻に体触られて羨ましいなあ、とも思っちゃいましたが。(オイ)

アイという周囲を狂わせる天性の外見をもつ女性に、カミキヒカルという周囲を狂わせる天性の外見を持つ男性が現れた。ある意味、唯一アイと同じ立場にいることができる存在。今後、アイが惹かれるのも当然だったんでしょうか?

今回は回想ではなく、アクアたちが演じている描写だったんですが、アイのモノローグはルビーではなく当時のアイものになっているなど、限りなく当時を正確に描写した表現となっていました。

うん。ややこしい。

アクアたちが演技しているとみれば良いのか、当時のカミキヒカルたちのリアルな心情として見れば良いのか・・・。どっちも考えながら読めって? 私の頭でできるはずないだろう。(自信あり)

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