「なぜか憧れる悪くてヤバい奴ら」映画 ウルフ・オブ・ウォールストリート

コメディ

映画の丁度いい時間はどのくらいでしょうか?

私は2時間を超えると長いなと感じてしまいます。実際に2時間超の映画を見る際には何度か集中力が途切れてしまいます。(例えばスターウォ・・・ゲフンゲフン!)

では今回、紹介するウルフ オブ ウォールストリートはどの位か?3時間です。無茶苦茶長いです。ですが、3時間あることに私が気づいたのは、映画を見終わった後に時計を見たときでした。その位、映画の世界に没頭し、あっという間に時間がたっていました。何が言いたいかというと、私の中で凄く面白かった映画ということです。(語彙力不足)

あのレオナルドディカプリオ様がやりたい放題の倫理観のない天才詐欺師を体を張って演じています。

人を選ぶかもしれない映画ですが、次のような人たちにおススメかなと思います。

  • テンポのいいアウトローなコメディが見たい!
  • 自分の倫理観を吹っ飛ばすような、やりたい放題の金持ちが見てみたい!
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あらすじ

一攫千金を夢見るジョーダン・ベルフォートは、ウォール街の証券会社に就職する。
しかし、トレーダーとしてデビューを飾る日に“ブラック・マンデー”が起こり失業してしまう。
その後レストランで出会ったドニーとドラッグのディーラーを雇い株式会社を設立、
1ドルにも満たない“ペニー(クズ)株”を巧みな話術で金持ちに売りつける商法で巨額の富を手にする。
一気にウォール街のカリスマとなったジョーダンは、稼いだ金を高級車やドラッグ、
娼婦につぎこみパーティ三昧の狂乱の日々を続けるが……。

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悪いことをテンポ良くやっていこう!

ウルフ・オブ・ウォールストリート
参照元:ウルフ オブ ウォールストリート

主人公は話術で人を誑し込み、お金を巻き上げる天才です。その巻き上げたお金で、会社を大きくしていき、また悪事を働きさらに大きな金を得るの繰り返しになります。その中で、倫理的にどうなのということを次々に行います。その一部が下記になります。

  • 人を騙しクズ株を買わせる。
  • 今まで支えてくれた女性を捨て、モデルの女性と結婚
  • 結婚後も他の女性と(薬物吸いながら)関係を持つ
  • 薬物は会社の仲間たちと常に使用(スナック菓子感覚で吸います。)
  • 会社のオフィスに売春婦たちを呼び、その場で関係を持つ。

正直、やっていることの1割も描き切れていないと思いますが、上記のようなことをギャグアニメのごとく本当にテンポよく行います。

悪事ではありませんが、仲間の一人が鬱になり自殺したことを5秒くらいで説明して、さっさと次の場面に移っていました。このくらいのテンポです。それなのに上映時間が3時間もあるということで、どのくらいの数の悪事を行ったのか想像もつかないと思います。

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心に沸くのは不快感ではなく、憧れ

ウルフ・オブ・ウォールストリート
参照元:ウルフ オブ ウォールストリート

映画の登場人物たちは、前述したぶっ飛んだ行動を実に楽しそうに行います。彼らに悪いことをしているという気は・・・まあ多少あるとは思いますが、それ以上に自分のやりたいことは犯罪だろうがやるんだという意志に満ち溢れています(笑)。彼らの行っていることは完全に犯罪で、被害を被っている人もいます。しかし、他人の目や社会の倫理といった束縛を一切気にせず、思うがままに生きる彼らに、私は不快感ではなく憧れを抱いてしまいました。普段社会に縛られている自分と比べて、彼らのほうが何十倍も楽しそうなので・・・。(注:彼らの行いを正当化する気は無いです。)

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まとめ

この映画の一番の衝撃は、これだけぶっ飛んだ映画が実話を元にしているというところです。こんな世界が実在しているんだと思うと、私の生きている世界はほんとにちっぽけで苦笑してしまいます。普段は絶対に味わえない世界を味わえるのも映画の醍醐味だと思います。R-18の制限がありますので、学生は見られませんが、社会で窮屈な閉塞感を感じている人に是非見ていただきたい映画です。


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